お風呂でアロマバスを楽しむ方法|おすすめのオイルと正しい使い方

お風呂でアロマバスを楽しむ方法|おすすめのオイルと正しい使い方

この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生

1日の終わりにゆっくりバスタブに浸かると、疲れがやわらぎリラックスできます。毎日のバスタイムをもっと充実したものにするために、アロマバスを取り入れてみてはいかがでしょうか。お風呂に香り高いアロマオイルや発汗作用のあるバスソルトを入れると、心身ともに癒やしを得られるでしょう。
この記事では、種類豊富なオイルやアロマバスの効果、バスタイムを充実させるグッズについてお伝えします。

アロマバスの効果とアロマオイルの入れ方

日々の家事や育児、仕事などが忙しく、心身ともに疲れを感じている人も多いのではないでしょうか。湯船にアロマオイルを入れて香りを楽しみ、くつろぎの時間を手に入れましょう。

  • アロマバスの効果

アロマバスとは、温かいお湯に希釈した精油(エッセンシャルオイル)を垂らして、香りを楽しむ入浴方法です。アロマバスに浸かると、植物の香りによってリラックスできますし、入浴により血行と新陳代謝を促し、筋肉の緊張や疲労が緩和されます。

植物油は保湿効果があるため、水分の蒸発を防ぎ、皮膚の潤いを保ってくれるでしょう。

  • アロマオイルをお風呂に入れる方法と注意点

・キャリアオイルに溶かして入れる

精油は濃度が高いため、お風呂に入れる際は希釈する必要があります。キャリアオイルとはアロマオイルを希釈するための植物油のことです。オリーブオイルやホホバオイル、アルガンオイル、スイートアーモンドオイルなど豊富な種類があります。

お風呂に入れるときは、お好みの精油5滴とキャリアオイルを混ぜて、浴槽に入れます。

・天然塩に溶かして入れる

大さじ2杯の天然塩に精油5滴を混ぜ合わせたものを浴槽に入れ、入浴する方法もあります。天然塩がオイルとお湯の仲介役となり、オイルの成分がお湯に溶けやすくなります。

・バスボムにして入れる

バスボムとは、お風呂に入れるとシュワシュワと溶けていく固形の入浴剤のことです。

作り方は重曹40g、クエン酸2g、コーンスターチ(トウモロコシを原料とするデンプン)10gをよく混ぜて精油5滴を加えます。水を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、丸い形に整えたら出来上がりです。

・アロマオイルを入れる際の注意点

精油はお湯に溶けず、肌への刺激も強いので、原液をお風呂に入れないことが大切です。3歳に満たない子供や敏感肌の人は肌トラブルにつながる場合もあります。皮膚がピリピリしたり刺激を感じたりしたら、しっかりと洗い流し、入浴を中止しましょう。

使用する前に、自身の腕でパッチテストを行って問題がないか確認してから使用してください。パッチテストを行う際は精油を1%に薄め、二の腕など皮膚の内側の柔らかい箇所に塗布します。数時間から2日ほどおいて、アレルギー症状が現れないか確認しましょう。

 

おすすめのアロマオイル12選

アロマオイルの香りや効能は植物によって異なります。気分や体調によってオイルを選びましょう。

  • ラベンダー

ラベンダーはフローラル系で爽やかな香りです。心を落ち着かせてくれる作用があるとされ、ストレスや不眠、疲労解消への効果が期待できます。

  • ゼラニウム

ゼラニウムはバラの香りに似た、フローラル系の香りがします。バラの香りに似ているため、ローズゼラニウムとも呼ばれます。女性ホルモンのバランスを整える作用があるとされ、生理痛や生理不順といった女性特有の悩みを和らげる効果が期待できます。また、血行やリンパ液の流れの促進、むくみの緩和にも効果があると言われています。

  • ベルガモット

ベルガモットは爽やかな柑橘系で、やや甘い上品な香りです。疲労を緩和し、精神を落ち着かせる効果を期待できます。また、心を鎮静させながらも元気にしてくれるため、抗うつの効果も見込めます。柑橘系のベルガモットとフローラル系のラベンダーのブレンドは相性も良く、眠りが浅い人におすすめです。

  • ペパーミント

ペパーミントはスーッと染みとおる清涼感あふれる香りです。仕事中など集中力を高めたいときにおすすめです。抗菌作用があるため、風邪気味のときや花粉症の時などに使用しても良いでしょう。刺激が強い精油のため、一度にたくさん使わず、希釈する濃度は0.5%以下に保ちましょう。

  • ローズマリー

ローズマリーは、清涼感があり、刺激の強い特徴的な香りです。集中力や記憶力を高める作用があるとされ、気持ちが落ち込んだときや、やる気が出ないときに使うと、明るく前向きに行動できる力を与えてくれるでしょう。

  • ティーツリー

ティーツリーは、葉っぱを水蒸気蒸留してつくられた香りです。いわゆる花のような香りではなく、少し薬のような、清涼感のある優しい香りです。不安を感じたときに使えば、勇気とパワーを与えてくれるかもしれません。

  • イランイラン

イランイランは異国情緒あふれる甘くて艶やかな香りです。精神を落ち着かせるリラックス効果があるとされ、官能的な高揚を高める催淫作用も持ち合わせているといわれています。

  • ユーカリ

ユーカリは、爽やかな強い香りです。すがすがしい香りは頭の中をリセットさせて、集中力を高めてくれるでしょう。また、抗炎症作用、抗菌作用があるため、鼻やのど、肌の炎症をやわらげたり、免疫力を高めたりする効果が期待できます。

  • オレンジ

オレンジは甘酸っぱい香りです。太陽の光を受けたオレンジの明るい香りが気持ちをリフレッシュさせ、不安やストレスをやわらげて気持ちを前向きにしてくれるでしょう。

  • グレープフルーツ

グレープフルーツは、鼻にスーッと透き通る爽快感がある香りです。グレープフルーツの香りは精神を安定させ、鋭敏にする作用があるとされ、落ち込んだときに力を与えてくるでしょう。また、血行やリンパ液の流れを促進する効果があるともいわれていて、むくみ解消目的に使う人もいます。

  • レモン

レモンは爽やかなシトラス系の香りです。煮詰まってしまったときに利用すると、気持ちをリセットさせて落ち着きを取り戻すきっかけを与えてくれるかもしれません。気分転換をしたいときにおすすめです。

  • ゆず

ゆずは、わずかな苦みと酸味を持ち合わせた柑橘系の香りです。精神を安定させ、穏やかにする効果があるとされます。血行促進やむくみ予防などの効果も期待できます。

 

楽しみ方色々!ユニークなアロマバスグッズ

バスタイムが一層楽しみになるユニークなアロマバスグッズをご紹介します。お好みのバスグッズを使って、とっておきのバスタイムを過ごしましょう。

  • プラネタリウム

容器の中で精油を温める機能があり、アロマの香りに浸りながら満天の星を楽しめる贅沢なバスグッズです。

備え付けの皿にお湯を入れ、お好みの精油を数滴垂らした後に電源を入れます。浴室の電気を消すと、浴室内一面に星空が映写されます。美しい天体を眺めながら好きな香りに触れれば、ラグジュアリーなひとときを過ごせるでしょう。

  • キャンドル

ゆらゆらと揺れるキャンドルの火とアロマの香りを楽しめるバスグッズもあります。浴室内に置いて香りを楽しむものや、ぷかぷかと湯船に浮かべるタイプがあります。やわらかに揺れるキャンドルの火を見つめながらアロマの香りを楽しめると、いつものバスタイムが一層静かで心休まる時間になるはずです。

しかし、火を使う際はやけどには注意が必要です。可燃物はそばに置かないようにしてください。また、締め切った浴室で使うと、一酸化中毒になるおそれがあるため、必ず換気扇を回すようにしましょう。

  • ライト

火を使うのが心配という人には、バスライトをおすすめします。容器の注入口に精油を垂らして使います。LEDライトなどのやわらかい光とアロマの香りの両方を楽しめます。浴室に置くタイプや、湯船に浮かべるタイプなど、さまざまな商品が販売されています。

 

好きな香りに包まれる、癒やしのバスタイムを

お風呂に入ると血行が良くなったり、肌が潤ったり、気分がリラックスしたりして、心身の状態を整えてくれます。アロマオイルやバスグッズを使うことで、さらに特別なひとときを過ごすことができるでしょう。アロマオイルにはいろいろな香りがあるため、その日の気分に合わせて選んでみてください。また、種類豊富なバスグッズを使うと、いつもと一味違うバスタイムを楽しめます。

日々頑張る心と体のご褒美として、アロマバスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

Spa composition with essential oil on wooden background, purple lavender flowers and lit candles


この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生