クレンジングオイルで頭皮を洗浄!気になるフケやかゆみ予防に効果的

クレンジングオイルで頭皮を洗浄!気になるフケやかゆみ予防に効果的

この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生

頭皮の汚れやフケなどの頭皮トラブル。毎日シャンプーで洗っていても頭皮のニオイやべたつきが気になる場合は、毛穴に詰まった汚れが原因かもしれません。そこで効果を発揮するのが、クレンジグオイルを用いた頭皮ケアです。頭皮トラブルを抱えていると、スタイリングが決まりにくいだけでなく、毛穴の詰まりによって髪に栄養が行き届かず、パサつきや白髪の原因となる場合もあります。

今回は、頭皮クレンジングの方法と注意点、オリジナルのクレンジングオイルをつくる方法についてお伝えします。

クレンジングオイルの頭皮への効果

クレンジングオイルは頭皮に使うと、どのような効果があるのか、具体的に見てみましょう。

  • 頭皮に使うクレンジングオイルとは

頭皮に使うクレンジングオイルは、頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせて落とす効果があります。指先でオイルを頭皮になじませて使います。種類は、頭皮専用の商品のほか、天然オイルやメイク落とし用のクレンジングオイルなどがあります。スプレータイプのオイルを使うと、頭皮全体に浸透させやすくて便利です。

おすすめのクレンジングオイルは、椿オイル、馬油、ホホバオイル、オリーブオイルなどの天然オイルです。それぞれの特徴をご紹介します。

・椿オイル

椿の種子から抽出したオイルで、主成分はオレイン酸です。オレイン酸は、人の皮脂成分に近く、肌に浸透しやすいのが特徴です。また、オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種で、酸化しにくく、髪を美しく保ってくれる効果があります。

・馬油

切り傷や火傷の処置に使われるオイルで、浸透力が高く、頭皮クレンジングにも適したオイルです。馬の脂肪から抽出される動物由来のオイルですが、オレイン酸やリノレン酸など、植物性油脂に含まれる脂肪酸が豊富で、髪を艶やかにします。

・ホホバオイル

ホホバオイルの主成分であるワックスエステルは、人の皮脂に含まれる量がオレイン酸に次ぎ多い成分で、皮膚に浸透しやすく、潤い、弾力を与えます。また、ホホバオイルは酸化しづらいという特徴があり、長期の保存が可能です。

・オリーブオイル

オレイン酸やビタミン、ポリフェノールを豊富に含み、頭皮に栄養を届け、髪に潤いを与えます。

 

  • 頭皮クレンジングの効果とは

頭皮クレンジングを行うことで、毛穴の詰まりを解消でき、頭皮を健康な状態に整えます。頭皮が健康になると、髪にも栄養がいきわたり、輝きを取り戻すことができます。

頭皮の毛穴は他の体の部位と比較して大きく、汚れが詰まりやすいのが特徴です。詰まった汚れが酸化していくと、フケやカユミ、嫌なニオイの発生につながります。また、毛穴の詰まりはニキビなどの炎症を引き起こす可能性もあるほか、髪に栄養が届かず、抜け毛や薄毛の原因にもなり得ます。頭皮クレンジングは、こうした症状の改善に役立ちます。

ただし、頭皮の乾燥によってフケやかゆみが発生している人は、頭皮クレンジングをすることで悪化させてしまうケースもあるので注意しましょう。頭皮クレンジングは、余分な皮脂を落として頭皮環境を衛生的に保ってくれるものですが、頭皮が乾燥していると、皮脂不足を招くおそれがあります。自分の頭皮環境に合わせたケアをほどこすことが大切です。

 

すぐに始められる頭皮クレンジングの方法

頭皮クレンジングを行う際に必要なクレンジングオイルの効果的な使い方をお伝えします。

  • クレンジングオイルの頭皮への使い方

まずは、髪をとかします。事前にブラッシングをすると、頭皮にオイルをなじませやすくなるだけでなく、頭皮のマッサージ効果も期待できます。

次に、手のひらに500円玉程度の量のクレンジングオイルを取り、頭頂部から順番に下方へオイルをなじませていきます。髪をかき分け、頭皮に直接オイルを届けることが大切です。頭皮を指圧し、マッサージしながらオイルを浸透させましょう。

オイルが頭皮に行きわたったら、お湯で洗い流します。その後、いつも通りシャンプー、リンスをします。シャンプー剤は、頭皮に刺激の少ない弱アミノ酸系の商品の使用をおすすめします。また、洗浄するときに爪を立てて頭皮を傷つけないように気をつけましょう。

シャンプー後は、できるかぎり頭皮を保湿することが大切です。ドライヤ―ですぐに乾かさず、半乾きの状態になるまで、タオルでよく水分を吸収しましょう。タオルドライを十分に行うことで、頭皮の極度な乾燥を防ぐことができます。

 

頭皮クレンジングの注意点

自宅で頭皮クレンジングを行う際は、頭皮にダメージを与えないことが大切です。洗浄時の注意点を押さえておきましょう。

  • クレンジングオイルを長くつけすぎない

クレンジングオイルを頭皮につけたまま長時間置くと、皮膚にダメージを与えるおそれがあります。特に、メイク落とし用のクレンジングオイルは洗浄効果が高いものが多く、長く頭皮に触れていると、本来必要な皮脂まで落としてしまうことがあるので注意しましょう。

どのようなクレンジングオイルを使う場合も、頭皮マッサージは2~3分程度に留めるように心がけましょう。また、洗い流す際もお湯で丁寧に流し落とすことが大切です。

  • 頭皮クレンジングは週1回程度にする

クレンジングの目安は1週間に1回です。

皮脂は肌を外的刺激から守るために分泌されます。そのため、皮脂を取り除きすぎると、体が皮脂の分泌不足と勘違いし、逆に過剰に分泌してしまう可能性があります。皮脂には髪の育成に必要な成分が含まれています。薄毛に悩む人は特に過剰な洗浄は避けましょう。

 

自分だけのクレンジングオイルを手作りしてみよう!

クレンジングオイルは、自分好みに手作りできます。オリジナルのクレンジングオイルの作り方をお伝えします。

アロマテラピーで使用される精油(エッセンシャルオイル)には、頭皮の健康を保ち、髪を美しくする作用を持ったものがあります。これらの精油を、ホホバオイルやオリーブオイル、スイートアーモンドオイルなどのキャリアオイルで希釈することで、オリジナルのクレンジングオイルを作ることができます。

基本の作り方は、キャリアオイル20mlに対し、エッセンシャルオイルを8滴たらし、よく混ぜるだけです。この量で週1回使用して約1カ月分のクレンジングオイルができます。

エッセンシャルオイルにはさまざまな種類があります。

頭皮クレンジングを行う場合は、皮脂のバランスを保ってくれるイランイラン、ゼラニウム、ラベンダーなどがおすすめです。

抜け毛や白髪が気になるときは、フランキンセンスやローズウッドが効果的です。頭皮のニオイやフケが気になる場合にはティーツリーやローズマリーを取り入れてみましょう。

オイルによってアレルギー反応が出る場合もあるので、腕の内側などでパッチテストをしてから使用すると安心です。

 

週1回の頭皮ケアを始めましょう

顔のスキンケアに比較して、頭皮ケアは見過ごされがちです。頭皮の健康を保てると、美しい髪を手に入れられるとともに、白髪、薄毛、加齢臭の改善が期待できます。

頭皮クレンジングは自宅でも簡単に行えるヘッドスパです。時間や予算があまりなくてもすぐに始められるので、頭皮のエイジングケアとして、週1回の頭皮クレンジングを取り入れてみてはいかがでしょうか。


この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生