塩洗顔で美肌になろう!毛穴を洗浄してツルツル素肌に

塩洗顔で美肌になろう!毛穴を洗浄してツルツル素肌に

2018年7月20日

この記事の監修者
形成外科医
後藤真理 先生

塩は、食事のスパイスになるだけでなく、肌にも嬉しい効果をもたらします。いつもの洗顔とスキンケアでは肌の調子がイマイチ、と感じる人は、塩洗顔を試してみませんか?塩と水があれば手軽に行え、効果が実感できるため、肌トラブルに悩む女性たちから支持されています。とはいえ、適した洗い方をしないと肌荒れを起こしてしまう危険性があるので、正しい方法を覚えておくことが大切です。

今回は、塩洗顔の効果と方法、注意点などについてご紹介します。

ツルツル素肌に導く塩洗顔の効果と方法

塩で顔を洗うと、どのような効果が得られるのでしょうか。塩が肌にもたらす効果について見ていきましょう。

 

  • 塩洗顔の効果

塩洗顔に使うものは、塩と水またはお湯のみです。塩に含まれるマグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラル成分が、肌の新陳代謝やタンパク質の合成を促す作用があり、肌の健康に良いといわれています。ミネラル成分によって肌が柔らかくなり、皮脂汚れや角栓が落ちやすくなるため、ピーリング効果が期待できます。そのため、色素沈着による黒ずみやニキビ跡の改善も見込めます。また、新陳代謝が活発になるので、顔のむくみ解消にも効果的です。さらに、ミネラルの一つであるカリウムには、毛穴を引き締めてくれる作用があります。続けるうちに毛穴がだんだん目立たなくなっていくでしょう。

 

そのほか、塩には殺菌作用もあり、ニキビの原因になるアクネ菌の働きを弱めてくれるので、ニキビ予防にもつながります。

 

「塩洗顔をした後は乾燥してしまうのでは?」と思う人がいるかもしれません。しかし、塩洗顔後はミネラルの働きにより肌の浸透力が上がっているため、洗顔後に使う化粧水が角質層に浸透しやすくなっています。

 

  • 塩洗顔の方法

塩洗顔に必要なものは、塩と水、またはお湯だけです。塩は細かい粒子のものを選ぶと毛穴に浸透しやすく、皮脂汚れや角栓を洗浄してくれる効果が期待できます。2種類の洗い方をご紹介します。

 

・塩ペーストで洗顔する方法

まず、ぬるま湯で顔を洗います。次に塩大さじ1杯を手に取ります。塩に少しぬるま湯をなじませます。水分は多すぎず、どろりとしたペースト状になるのが理想です。顔全体に優しくなじませ、マッサージをします。終わったら、ぬるま湯で洗い流します。

 

・塩水で洗顔する方法

洗面器にぬるま湯を張ります。次に塩大さじ2杯を入れて、溶かします。塩の融点は高いため、完全には溶け切らない場合がありますが、塩が溶けているお湯を洗顔に使います。塩湯で1分ほど顔を優しく洗います。終わったら、新しいぬるま湯で洗い流します。

 

洗顔に使う塩は、市販のものでOKですが、天然塩を選ぶと、精製の塩よりもミネラル成分が多く含まれるため、より肌に良い効果が期待できるでしょう。

 

  • 塩洗顔後のケア

洗顔後は、化粧水、美容液、乳液、クリームなど、いつもと同じスキンケアを行います。塩により浸透力が高まっているため、保湿や美白などの化粧品の美容効果が存分に引き出されます。

 

肌トラブルを回避!塩洗顔の注意点

どのような人でも塩洗顔の効果が現れるわけではありません。特に肌が敏感な人は、塩洗顔を試す前に自分の肌に合っているか確認しましょう。

 

  • 塩洗顔を行う前の注意点

・パッチテストを行う

人によっては、塩の刺激が肌荒れを引き起こすおそれがあります。自分の肌に合っているかどうかを判断するために、必ずパッチテストを行いましょう。

パッチテストは、まず洗顔に使う塩水を二の腕の内側になじませます。その後は塩水がなじんだ部位に絆創膏を貼り、1日様子を見ます。

翌日に赤みやかゆみが出なければ、塩洗顔を試してみてください。

 

パッチテストで異常が現れた場合は、塩洗顔は行わないようにしましょう。

また、肌の弱い人やアトピーがある人、肌に傷がある人には塩洗顔はおすすめしません。塩は刺激が強いため、赤みやかゆみ、炎症などの肌トラブルを起こすおそれがあります。

 

・自分の肌に合う塩を使う

塩は多様な産地で独自の製法によって生産されており、粒が大きいものや細かなものなど、さまざまな種類が販売されています。ミネラル成分が豊富だからといって、どのタイプの肌とも相性が良いわけではありません。また、粒の大きさによっても肌への負担は変わります。必ず自分の肌に合っているか確かめてから使用するようにしてください。肌への負荷が少ないとされる天然塩も、欠かさずパッチテストを行いましょう。

 

  • 塩洗顔を行うときの注意点

・週1回にとどめる

塩洗顔はピーリング効果が高いため、毎日続けると肌のバリア機能が低下し、肌トラブルにつながるおそれがあります。どんなに効果が実感できても、週1回にとどめましょう。

 

・生理前後は避ける

女性ホルモンの変化により、生理中は肌が敏感になっています。普通の日なら問題がなくても、塩素が肌の刺激となり、肌荒れにつながるケースがあります。

 

美容効果アップ!プラスワンアイテムで塩スクラブ

塩にオリーブオイルやココナッツオイルなど、別の美容アイテムを混ぜ合わせてスクラブすると、さらなる美容効果が期待できます。手作りの塩スクラブを試してみましょう。

  • 塩洗顔にプラスワン!美容効果をアップさせるアイテム

スキンケア用品を手作りするときは、自分の肌質に合わせてアレンジすることが大切です。塩洗顔によく活用される5つの美容アイテムと期待できる効果についてご紹介します。

 

オリーブオイル:保湿効果、血行促進

 

ココナッツオイル:保湿効果、抗酸化作用、抗菌作用、血行促進

 

ハチミツ:保湿効果、殺菌効果、抗菌作用、消炎作用

 

ヨーグルト:ピーリング作用、保湿効果、抗酸化作用

 

スキムミルク:保湿効果、シミ・ソバカス対策

 

続いて、5つそれぞれを用いた塩スクラブの方法をご紹介します。

 

  • プラスワンアイテムを使った塩スクラブの方法

 

・オリーブオイル

塩小さじ1杯と、オリーブオイル小さじ1杯を混ぜ合わせます。優しく肌になじませながらマッサージするようにスクラブします。

オリーブオイルにより、しっとりとした洗い上がりになります。

 

・ココナッツオイル

固形のココナッツオイルは適量をボールに入れ、湯せんで温めて溶かしておきます。塩小さじ1杯と、ココナッツオイル小さじ1杯を混ぜ合わせます。肌に負担をかけないようにゆっくりとマッサージしながら肌を洗います。

保湿効果はもちろん、抗菌作用があるため、ニキビ予防にも効果的です。

 

・ハチミツ

塩小さじ1杯と、ハチミツ小さじ1杯を混ぜ合わせます。肌になじませ、2分ほどおいてから洗い流します。

続けていくと、くすみやざらつきが軽減されていくでしょう。

 

・ヨーグルト

塩15gと、ヨーグルト50gを混ぜ合わせます。量が多いときは、清潔な瓶などに入れて保存します。ヨーグルトの乳酸菌が働き、毛穴汚れを洗浄し、塩による引き締め効果も期待できます。

 

・スキムミルク

塩:スキムミルクの量が、1:2になるように適量を準備します。すり鉢などを使い、細かくしながら混ぜ合わせます。量が多いときは、清潔な瓶などに入れて保存します。大さじ1を手に取り、ぬるま湯を少し混ぜてペースト状にします。ぬるま湯で優しく丁寧に洗います。

ミルクのタンパク質が肌の表面に膜を張り、肌の潤いを閉じ込めます。

 

週1回の塩洗顔で、健康的な美肌を目指しましょう

塩洗顔は刺激が強く、通常の洗顔料に比べて肌への負担が大きいため、適切な頻度を守りましょう。スペシャルケアとして、週1回のペースで続けていくと、次第に毛穴が気にならなくなったり、乾燥が軽減されたりと、肌の健康状態に変化が見られるはずです。

塩洗顔の効果をもっと実感したくなったら、オリーブオイルやココナッツオイルなどを加えてみてください。肌質は人それぞれなので、自分にぴったりのアレンジ方法を見つけて、艶やかでハリのある美しい肌を目指しましょう。


この記事の監修者
形成外科医
後藤真理 先生