小顔になる方法|むくみ解消マッサージ&表情筋の体操でスッキリ

小顔になる方法|むくみ解消マッサージ&表情筋の体操でスッキリ

この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生

スッキリとした小顔は女性の憧れです。顔のコンディション次第で、見た目の印象も大きく変わります。「いつも顔がむくんで見える」「鏡や写真で見たときに顔が大きく見えて気になる」といった悩みを抱えている人の中には、小顔になる方法を探す人もいるのではないでしょうか。

今回の記事は、顔のむくみで悩んでいる人や小顔を目指している人に、日常生活に取り入れやすい小顔に近づく方法をご紹介します。

顔が大きく見える主な原因とは?

顔が大きく見えるのは、必ずしも生まれつきのものではありません。普段の生活習慣や体の使い方が原因となっている場合もあります。

 

  • むくみ

顔のむくみの原因はさまざまで、骨格のゆがみにより体に溜まる余分な水分、体の冷えや長時間同じ姿勢を続けたことにより生じる血行不良、内臓機能の低下、自律神経やホルモンバランスの乱れによって起こります。

 

塩分や糖分、アルコールの取りすぎなど、食事もむくみの原因になります。例えば、塩分を取りすぎるとのどが渇きます。また、アルコールを飲むと排尿の回数が増えて体内の水分が減るため、結果として水分を摂取することが多くなります。体は失った水分を逃さず溜めようとするため、循環機能が低下してむくみへとつながります。特にお酒を飲むときは塩気の強いおつまみなどを一緒に食べることも多く、のどが渇きがちです。飲み会の翌朝に顔がむくみやすいのはこのためです。

 

むくみが原因となって顔が大きく見える場合は、マッサージやツボ押しを行うことでむくみを解消し、顔をスッキリと見せることができます。

 

  • 筋肉の衰え

頬が垂れ下がっていたり、ほうれい線が出ていたりする人は、加齢などにより顔の筋肉が衰え、皮膚が下がっている可能性があります。顔の筋肉が衰えた部分には、脂肪がつきやすくなるため、結果として顔が大きく見えます。

 

顔には目や口などを動かす表情筋が存在しますが、普段の生活で使われている表情筋は約2~3割程度で、大部分がほとんど使われていません。顔の筋肉をゆるませ、リラックスした状態で表情筋の体操を行うことで、小顔を目指せます。

 

また、歯の食いしばりが習慣化すると、エラが張って顔が大きく見えることがあります。歯を食いしばれば食いしばるほど、食べ物を噛むときに使う咬筋(こうきん)という筋肉が発達し、エラの辺りが硬くなって目立っていきます。

ストレスや無意識の癖、噛み合わせの不具合などにより歯を食いしばってしまうことがあるので、普段の生活を振り返ってみましょう。エラの張りを治す対策としては、手でこぶしを作り、左右のエラ周りの筋肉をぐりぐりとほぐすと効果的です。

 

  • 全体的な肥満

顔が大きい人の中には、顔だけではなく体が全体的に太っている人もいます。肥満が原因で脂肪がつき、顔が大きく見えるというケースです。

この場合は意識して運動し、ダイエットをする必要があります。脂肪を燃焼させて痩せることで顔全体の脂肪も落ちるため、小顔に近づきます。

 

顔のむくみを解消する方法

顔のむくみを解消して小顔になる方法としては、リンパマッサージとツボ押しが効果的です。正しい方法を知り、日常生活で取り入れてみましょう。

  • リンパマッサージで老廃物を排出する

顔の老廃物を排出するために効果的なのが、リンパマッサージです。人の体には、血液のほかにリンパ液が通っているリンパ管が存在します。リンパ液は血管に老廃物などを入れないようにする機能を持ちますが、血液に比べると流れる速度が遅いのが特徴です。さらに、血液が全身に行きわたるポンプの役割は心臓が果たしますが、リンパ液のポンプの役割は筋肉運動が担っています。したがって、リンパ液は、外からの刺激がないと体内で滞りやすくなり、むくみの原因となります。

 

リンパ管の動きを活発にするためにできることとして、首と顔のリンパマッサージがあります。首をマッサージしてから顔をマッサージすると、よりリンパ液が流れやすくなります。顔を触って硬くなっている部分はしっかりとほぐすことが、効果的なリンパマッサージのコツです。自分で「痛いけど気持ちいい」と感じるくらいの強さがベストです。

また、マッサージは肌を傷めないよう、クリームなどを塗ってから行ってください。力を入れすぎると肌を傷めてしまうことがあるため注意しましょう。

 

リンパの滞りを改善するために、簡単にできる首と顔のマッサージの方法をご紹介します。

 

・首のマッサージ

1.首の後ろで手を組み、両方の手に力を入れ、首筋に沿ってなでおろす。

※ 5回~10回繰り返す。

2.耳下腺(耳たぶの下のくぼみ)を軽く指圧する。

3.両方の手で、耳下腺から鎖骨に向かってなでおろす。

4.鎖骨の部分に親指以外の指を入れて、肩のほうに向けてさする。

 

・顔のマッサージ

1.あごの下に両手を置き、親指で強く押しながら耳下腺へとマッサージする。

2.親指以外の指を握り、第2関節を当てて頬骨を揉みほぐす。硬い所は無理のない程度に強めに揉む。

3.頬骨の下の噛み合わせの部分に親指の外側を押し当てぐりぐりと押す。

4.両手をグーにし、頬の下から耳側へ向けて第2関節を押し当てながら揉みほぐす。

5.あごの下から耳下腺へ、小鼻から耳へ、目の下からこめかみへ、それぞれ中指と薬指でリンパ液を押し流していく。

 

そのほかに、骨に力を加えることでリンパ管や血管を刺激する韓国の小顔矯正マッサージ「コルギ」や、表情筋を動かす「顔ヨガ」などの方法もあります。

 

  • むくみ解消に効くツボを押す

顔のむくみ解消には、ツボを押すのも効果的です。むくみに効くツボを押すことで、血行を良くしたり、体の不調を和らげたりする効果があります。

外出したときや仕事中にちょっとした空き時間を見つけて、ツボを押してみましょう。

 

・天柱(てんちゅう)

後頭部の中心から左右に指一本分離れた2つのツボです。首筋の血行を良くし、顔のむくみ、疲れ目やストレス、肩こりなどの解消に効果があるといわれています。

ツボを押すときは両手の親指を当て、残りの指で頭を支えて息を吐きながら頭を後ろに倒していき、息を吸いながら元の姿勢に戻ります。

 

・曲池(きょくち)

肘を曲げたときにできるしわの端の部分にあるくぼみが曲池です。顔のむくみや疲れ目、首・肩のこりの解消、免疫機能アップなどの効果が期待できます。

肘を曲げて、親指で曲池のツボを揉むように押しましょう。

 

・太陽(たいよう)

眉尻と目尻の中央から、ややこめかみ寄りにあるツボです。顔のむくみ、眼精疲労、老眼などの解消に効くといわれています。

人差し指で指圧してマッサージをしたり、親指で目を引き上げるように押したりしましょう。

 

・四白(しはく)

瞳の中心の下にあるくぼみから指一本分下の位置にあるツボです。顔のむくみやたるみ、疲れ目、目の下のクマなどの改善に効果的です。

指の腹で、小さな円を描くようにツボを押します。

 

・地倉(ちそう)

唇の両端にあるツボです。顔のむくみやシワ、ほうれい線やたるみなどの改善に効果があります。人差し指の腹を使い、痛くない程度に押しましょう。

 

・風池(ふうち)

耳の後ろ側、頭蓋骨の下側のでっぱり沿いにあるツボです。両耳から指二本分ほど後頭部側に移動したところにあります。目の周りの筋肉をほぐすのに有効で、眼精疲労や首、肩こりの解消、フェイスラインの引き締めに効果を発揮します。

後頭部を両手でつかむようにして、親指の部分をツボに当てて押し、離す動作を数回行います。

 

・睛明(せいめい)

鼻の付け根と左右の目頭との間にあるツボです。目の疲れ、顔やまぶたのむくみ、目の周りのたるみなどの改善に効き目があります。片手の親指と人差し指を使って押しましょう。

 

・耳門(じもん)

耳の穴の前辺りのくぼんだ部分にあるツボです。顔の水分代謝や血行を良くし、むくみの解消やリフトアップ効果が期待できます。

人差し指の腹でゆっくりと押し、離す動作を数回行いましょう。

 

・翳風(えいふう)

耳たぶの裏側のくぼんだ部分にあるツボです。耳門と同じく、顔の水分代謝や血行を促進し、むくみや首のこりを解消するほか、リフトアップにも効力を発揮します。

中指の腹でゆっくりと押し、離す動作を数回行いましょう。

 

・攅竹(さんちく)

眉頭の端にあるツボです。顔やまぶたのむくみ、頭痛、眼精疲労、目の痛みなどを和らげます。両方の親指または人差し指で垂直に押したり、ぐるぐると回すように押したりしましょう。

 

・承漿(しょうしょう)

下唇の下の中央部分のくぼみにあるツボです。顔のむくみや口周りのしわ、たるみの改善を促します。中指と薬指の腹でゆっくりと押し、離す動作を繰り返します。

 

・列缺(れっけつ)

手首の内側の、親指側から肘の方向へ指二本分程度動かした位置にあるツボです。顔のむくみ、頭痛、首の痛み、鼻づまりの解消に効果的です。人差し指で押しながら、ゆっくりと息を吸って吐くのがコツです。

 

・天容(てんよう)

耳たぶの下、下あごの後ろにあるツボです。顔のむくみ解消やリラックス効果などがあります。人差し指や中指を使い、押し込むようにしてツボを押します。

 

顔のむくみを予防するコツ

小顔になる方法を実践することも大事ですが、そもそも顔がむくまないような対策も必要です。普段の生活でできる、むくみを予防するコツを覚えておきましょう。

 

  • 食べ物に気をつける

食べ物は、顔のむくみに大きく影響します。

例えば、血液の流れを良くするビタミンB1やビタミンB6、肌のたるみを改善するビタミンCが含まれた食品を積極的に取るようにしましょう。ビタミンB1は豚ヒレ、豚モモ肉やたらこ、ビタミンB6はにんにくやレバー、ナッツ類、ビタミンCはピーマン、ゆず、アセロラ、パセリなどに豊富に含まれています。

アルコールを飲む人は飲酒前や飲酒後に水を飲んでおくと、むくみを防ぐことができます。また、ビタミンCを摂取すると、アルコールの分解をサポートしてくれます。

そのほかに、体内の塩分を排出する効果を持つカリウムや、リンパ液の流れを整えるマグネシウムなどのミネラルを取るのも良いでしょう。カリウムはアボカドやほうれん草、マグネシウムはわかめや玄米などに豊富に含まれています。

納豆やみそといった発酵食品など、整腸効果が高く、デトックス効果がある食品も積極的に取るようにしましょう。ただし、みそは塩分濃度が高めなので、濃度を調整したり、カリウムが豊富な海藻類を合わせたりして摂取すると良いでしょう。

 

  • 体を冷やさないようにする

体が冷えると血行不良を引き起こし、むくみの原因になります。体を冷やさないためにも、お風呂はシャワーで済ませるのではなく、なるべく湯船につかるように習慣づけましょう。体を温めることで代謝がアップするため、血行を良くしてむくみを防ぐことができます。

湯船につかる時間がないときは桶などにお湯を張って足湯をするだけでも、体を温める効果があります。

 

  • 姿勢に気をつける

悪い姿勢は、体の循環機能を低下させ、リンパの流れを滞らせます。特に日本人の体型は骨盤が後傾しているため、欧米人などに比べて猫背になりがちです。猫背になると背筋が衰え、背筋を引き上げる表情筋も凝り固まっていき、顔がむくむ原因になります。

歩いているときや仕事中などは姿勢に注意し、できるだけ猫背にならないように過ごしましょう。

 

  • 睡眠をよく取る

睡眠不足も顔のむくみの原因になります。十分な睡眠が取れていないと体の血管が膨張するため、水分が排出されず皮下組織に溜まりやすくなるからです。少なくとも1日6~7時間程度は、睡眠を取るように心がけましょう。

 

表情筋を鍛える方法

顔の筋肉が衰えないよう、表情筋を鍛えるのも小顔を目指す上で効果的です。ここでは、3つの方法をご紹介します。

 

  • あいうえお体操

「あ・い・う・え・お」という口の形を作るエクササイズです。実際に声を出して発音をする必要はなく、形を作るだけでOKです。表情筋を使うことで血行が良くなるため、むくみ解消や小顔効果があるといわれています。

1.口を大きく開き、「あ」の口を作る。

2.頬の高い位置の筋肉を使うように、口を真横に引いて「い」の口を作る。

3.唇をすぼめて「う」の口を作る。このとき、顔のパーツを中央に集中させるようにする。

4.口を横に広げ、「え」の口を作る。頬の高い部分の筋肉を使うよう意識する。

5.口を縦に大きく開けて、「お」の口を作る。このとき、唇の上下の筋肉を意識する。

 

  • ペットボトルを使ったエクササイズ

飲み終わった空のペットボトル(500ミリリットル)を使用したエクササイズです。普段使わない部分の顔の筋肉を使うため、顔痩せ効果が期待できます。

 

1.100ミリリットルの水を入れたペットボトルの口をくわえて持ち上げます。このとき、歯は使わないようにします。

2.その状態のまま、10秒キープします。

 

  • 舌回し運動

舌を回す運動です。表情筋の衰えによってできる、ほうれい線などに効果があります。

 

1.唇と歯の間に舌を入れて、舌を歯に沿わせながら左回りに20回程度回す。

2.反対側も同様に、20回程度回す。1~2を3セット行う。

 

グッズで小顔は目指せる?

一般的に販売されている小顔グッズには、どれくらい効果があるのでしょうか。使う際のコツと、代表的なグッズをお伝えします。

 

  • 小顔グッズを使うときのコツ

グッズを使う際のポイントは、毎日コツコツ使い続けることです。小顔グッズは即効性のあるアイテムではないため、継続して使わなければ、実際の効果はわかりません。

 

まずはそれぞれのグッズの効果を知り、目的に応じて選ぶことが大切です。顔のむくみを解消するものなのか、表情筋を鍛えるものなのかによって、効果は変わってきます。

 

  • 美顔ローラー

血行を促進したり表情筋を鍛えたりする効果があるグッズです。棒の先端に、球のようなものが付いた形状です。リンパ管を刺激することで代謝が良くなるほか、ほうれい線などにも効果があります。鎖骨のくぼみ、あごや頬などのフェイスライン、首筋、こめかみ、おでこなどにローラーを転がして使います。手に力を入れすぎると、肌を傷めてしまう可能性があるため注意が必要です。

 

小顔ローラーを使う前に、蒸しタオルなどで顔を温めてから行うと、血行が良くなるので効果的です。

 

  • かっさ

顔の表情筋を刺激してたるみやほうれい線を解消するなど、リフトアップ効果があるグッズです。もともとは中国の民間療法として使われていたもので、牛角や天然石、プラスチックなどの素材でプレート状の形をしています。

乳液などのクリームを塗った後、リンパの経路に沿って鎖骨のくぼみや頬、あご、おでこ、目の周りなどにかっさを沿わせて動かしていきます。かっさで皮膚を刺激することでリンパ液の流れを良くし、老廃物の排出を促進します。使用時には力を入れすぎないよう注意しましょう。

 

マッサージやツボ押し、体操を日常生活に取り入れて

顔が大きく見える原因は、むくみや筋肉の衰え、肥満など人によって異なります。中でも顔のむくみ解消に効くマッサージやツボ押し、表情筋を鍛える体操、小顔グッズなどは、日常生活で取り入れられるものばかりです。顔のむくみで悩んでいる人やスッキリとした小顔になりたい人は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。


この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生