毛穴を引き締める方法とは?毛穴が開く原因と症状別のケアの仕方

毛穴を引き締める方法とは?毛穴が開く原因と症状別のケアの仕方

2018年7月26日

この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生

鏡を見てはため息をつき、「この毛穴、どうにかならない?」とつぶやいている人はいませんか?以前はそこに存在することすら気づいていなかったたくさんの毛穴がぽっかりと開いていたり、小鼻がぽつぽつと黒くなっていたり……。毛穴が目立つとメイクでカバーするのもひと苦労ですし、化粧くずれも気になります。

この記事では毛穴が開いてしまう原因を知り、症状別のケアの仕方を身に付けて、つるんとキレイな肌を取り戻す方法をご紹介します。

毛穴が開く原因と毛穴開きによる弊害

毛穴のトラブルは汚れを落とせば解決すると思って、ごしごし洗っていないでしょうか。毛穴が開く主な原因について正しく把握しておきましょう。

 

  • 毛穴が開く理由

・乾燥

意外に感じる人がいるかもしれませんが、毛穴が開く大きな理由の一つは乾燥です。洗顔で皮脂を落としすぎたり、十分に保湿をしなかったりすると肌が乾燥します。その結果、肌を健やかに保とうとして皮脂が過剰に分泌され、その際に毛穴が開いてしまいます。鼻のテカリや毛穴の開きの原因は、潤い不足による皮脂コントロールの乱れにあるかもしれません。

 

・加齢

加齢による皮膚のたるみも、毛穴が開く一因となります。年齢を重ねた肌に紫外線のダメージなどが加わると、表皮の内側にある真皮の大部分を構成するコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力を保つ働きが弱まっていきます。こうして顔の皮膚がたるみ、皮脂や汚れで開いた毛穴が縦長の楕円状に広がってしまうのです。

 

・ニキビ

毛穴にニキビができて開くというトラブルもあります。毛穴に皮脂や汚れがたまるとニキビができやすい状態になります。ニキビの炎症が悪化して真皮にまで達すると細胞が破壊されてニキビ跡が陥没し、毛穴が開いたままになってしまいます。

 

  • 毛穴が開くと起こる症状

毛穴が開いて目立ってくると、見た目年齢が上がり、老けて見えます。

毛穴の開きは表皮が生まれ変わるターンオーバーの周期の乱れと深く関わっていますので、ターンオーバーが滞ると、角質が剥がれ落ちずにとどまり、化粧品の成分や皮脂などと混ざり合って毛穴に詰まり、黒ずみが目立つようになります。

 

原因別・毛穴開きの適切なケア

毛穴トラブルを起こしている原因がわかったら、原因別にケアを始めましょう。毛穴を引き締めるためには、早めに正しい対策をとることが大切です。

 

  • 乾燥が原因の場合

水分を失って乾燥した肌は縮んだ状態になり、毛穴が開いてしまいます。改善するには、保湿、保水が先決。肌をしっとりとさせることで縮んでいた肌が再び膨らみ、毛穴の開きが目立たなくなります。その際、「乾燥対策といえば油分」と考えて油分をたっぷりと塗りすぎると、かえって油分が毛穴を詰まらせることになりますので注意しましょう。

化粧品は毛穴ケアの効果を謳っているアイテムの使用をおすすめします。

 

  • 毛穴の詰まりが原因の場合

皮脂や角質などが混ざった角栓が毛穴に詰まっている場合は、黒ずみを落とすケアが求められます。黒ずみ対策として使われるのはクレンジングですが、洗浄力が強すぎるものは肌に負担をかけてしまい、トラブルの元になる可能性がありますので避けましょう。洗顔も強くこするのではなく、肌を優しく撫でるように洗うのがコツです。

また、古い角質をやわらかくすることで毛穴ケアを効果的に行う方法として、酵素が配合された洗顔料を使う酵素洗顔も人気になっています。

 

  • たるみが原因の場合

肌が弾力を失ってたるんでしまった結果、毛穴が目立っている場合は、エイジングケアを行いましょう。おすすめは、ビタミンCやコラーゲンの入った化粧品を使うことです。コラーゲンは健やかでハリのある肌を生み、ビタミンCは体内でコラーゲン生成を手助けします。肌の状態に合った正しいスキンケアを行い、肌のハリを引き出しましょう。

 

  • ニキビ跡が原因の場合

ニキビ跡が残ってクレーター肌と呼ばれる凸凹した肌になっている場合は、ビタミンC誘導体(ビタミンCを肌に浸透させやすくしたもの)配合の化粧品がおすすめです。そうした化粧品を使うことで皮脂の分泌を抑制し、肌の修復を促す効果が指摘されています。

 

毛穴に詰まった角栓を取り除くピーリングを定期的に行う方法もあります。ただし、ピーリングの後は肌が乾燥しやすいので、十分に保湿をしましょう。コットンに化粧品をたっぷりと含ませて肌にのせるローションパックが効果的です。

自宅ケアでは悩みが解消できないという場合は、美容皮膚科でピーリングやレーザーなどの治療を受ける方法もあります。

毛穴の引き締めを行う際に注意したいポイント

毛穴が気になり始めると即効性を求めがちですが、大切な肌に負担をかけては、かえって悪影響が出てしまいます。そこで毛穴ケアを行う際の注意点をまとめました。

 

  • 収れん化粧水を使いすぎない

収れん化粧水にはビタミンCやアルコール成分が含まれており、乱れたキメを整えて、毛穴を引き締める効果が期待できるとして知られています。ただし、効果はあくまで一時的なものとする見方もあり、逆にアルコール成分が肌への負担になると懸念する指摘もあります。収れん化粧水の使いすぎには気をつけましょう。

 

  • 冷水は一時的にしか毛穴を引き締められない

冷水での洗顔も一時的に毛穴が引き締まりますが、すぐに元通りになってしまいます。汚れや古い角質を落とすには、冷水ではなくぬるま湯で洗顔しましょう。洗顔料を手のひらで泡立てて優しく洗い、その後すぐに保湿をすることが毛穴対策となります。保湿する際は化粧水や美容液を含ませたシートマスクで5~10分くらいパックすると、有効成分が肌の深いところまで浸透してしっとりさせます。

 

  • ピーリングやスクラブは週1回までにする

古い角質などを落とすにはピーリングやスクラブ洗顔も効果的です。ただし、頻繁に使いすぎると皮脂を落としすぎて肌を傷めるおそれがあるため、週1回にとどめましょう。過度な摩擦や刺激が加わるとメラニンが過剰に生成され、色素が沈着して黒ずみの原因になることがあります。ごしごしと力を入れてこすらず、優しくマッサージするように使いましょう。

 

  • 毛穴パックは慎重に使う

毛穴パックは、毛穴の奥の汚れや角栓を吸着して取り除けるため、引き締めぽつぽつと黒い毛穴が目立つ「いちご鼻」対策として人気の商品です。ただし、強力なだけに肌に必要な皮脂や潤いまで落としてしまうデメリットもあります。肌が乾燥することで、かえって毛穴が広がる原因にもなりかねません。黒ずみがすっきり取れるからといって、過度に使用せず、使い終わったら保湿を欠かさないようにしましょう。

正しいケアと保湿の継続が毛穴引き締めの鍵

毛穴を引き締めるためには、古い角質や汚れを落とす適切なクレンジングと、乾燥を防いで肌を健やかな状態に保つ保湿が大切です。毛穴トラブルを考えたケアアイテムや、ビタミンC、コラーゲンなどが配合された化粧水、美容液を上手に取り入れて、引き締まったハリのある肌を目指しましょう。毛穴が開く原因と症状に合わせた適切なケアを行うことで、少しずつ健康的な肌を取り戻していけます。即効性を求めすぎず、焦らずにコツコツ続けましょう。


この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生