目元のシワをなくしたい!シワができる原因、予防、改善法とは?

目元のシワをなくしたい!シワができる原因、予防、改善法とは?

2018年2月13日

この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生

年齢を重ねるに連れて気になる顔のシワ。中でも目元のシワは目立ちやすく、ケアに悩む人も多いのではないでしょうか。
目元はケアが難しい部位で、シワが深くなると老けて見えたり、メイクで隠そうとしても厚塗りになって不自然になったりしてしまいます。では、目元のシワはどのようにケアするのが良いのでしょうか。
この記事では、目元のシワを予防する方法と、できた後のシワを改善するケアの仕方をご紹介します。

目元にシワができる原因とは?

20代の頃は気にならなかった目元のシワも、年を重ねるごとに増えていきます。まずは目元にシワができる原因を確認しましょう。

 

  • 目元の皮膚の特徴

目元の皮膚はとても薄く、0.5~0.6mmほどしかありません。顔の皮膚の厚さは部位によって異なりますが、平均すると1.5~2.0mmのため、目元はとてもデリケートな部分といえます。

目元の皮膚は皮脂腺が少ないのも特徴です。皮脂腺は、毛穴から皮脂を分泌させて表皮に潤いを与え、保護する役割があります。皮脂腺の少ない目元は潤いを保ちにくく、肌のバリア機能が乏しくなりがちです。また、毛細血管が多く、血行不良になると薄い皮膚から滞った血流が見え、くまになることがあります。

 

  • 目元にシワができる原因

・乾燥

皮脂の分泌が少なく、外からの刺激を受けやすい目元。空気が乾くと、皮膚の乾燥も進みやすく、いわゆる「ちりめんじわ」と呼ばれる細かいシワができやすくなります。

また、加齢とともに皮膚のはたらきが弱くなり、保水力が低下します。バリア機能が低下し、紫外線のダメージを受けやすくなることもシワができる一因です。

 

・表情のくせ、骨格

クシャッと笑うときにできるシワや、物を見るときに目を細めるくせなどが原因で、目元にシワが刻まれていくケースもあります。一時的にできるシワも、長年同じ表情やくせを続けていると、常にくっきりと出てしまう表情ジワになります。

顔の骨格がシワの原因になる場合もあります。特に卵型の骨格の人は、顔の皮膚が縦方向にたるみやすく、丸型や逆三角型の人よりも目の周りに影響が出やすい傾向があります。

 

・まばたきの減少

スマホ操作やデスクワークの際、一点を見つめて瞬きの数が減ると、シワのできる可能性が高くなります。まばたきをするときは筋肉を使います。そのため、まばたきが減少すると、目の周囲の筋肉が衰えて皮膚にたるみができ、シワの発生につながる場合があります。

 

・眼精疲労

デスクワークや長時間の細かな作業などで目を酷使することも、目元のシワの原因となります。目に疲れが溜まると、筋肉の衰えを招きます。また、疲れによって目をこすってしまうと、摩擦が起き、皮膚に負担をかけてシワができやすくなります。

 

・クレンジングや洗顔

念入りにアイメイクをする女性も多いですが、ウォータープルーフのマスカラなど、落ちにくい化粧品を使うと、クレンジングや洗顔の際に強くこすってしまうことがあります。力が強いと、目元を摩擦し、シワの原因となるので注意が必要です。水気を拭くとき、タオルでゴシゴシとこするのも控えましょう。

 

・加齢

皮膚の表面である表皮は層になっており、一番外側の層を「角質層」と呼びます。角質層に水分が多く保たれていると、肌に潤いがある状態といえますが、加齢とともに角質層の水分量が下がり、シワになりやすい状態になっていきます。

 

正しいケアで、目元のハリを取り戻す

目元を美しく保つためには、ハリを取り戻すことが大切です。肌全体のアンチエイジングにもつながる、正しいケアの方法をマスターしましょう。

 

  • 化粧品でケアする

化粧品、美容液、乳液、クリームなど、毎日の肌のお手入れに、目元専用のアイケア用品を加えましょう。アイケア用品は、目元の特徴に合わせてつくられているため、目元に必要な成分を補うことができます。自分の悩みに合わせてセラムやアイクリーム、部分パックなどを使い、細胞の再生を促したり、潤いを保ったりする効果が期待できる集中ケアを試してみましょう。

乾燥を原因とした一時的なシワをケアするためには、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などの成分が入った化粧品がおすすめです。それぞれ、肌の健康には欠かせない成分で、補給するとシワの改善が期待できます。それぞれのはたらきを確認しましょう。

 

・セラミド

表皮の角質層にある細胞同士を結び、水分を保つために重要な役割を果たします。

 

・ヒアルロン酸

表皮の下にある真皮という層に存在し、高い保水力により肌の潤いや弾力を保つはたらきがあります。

 

・コラーゲン

タンパク質の一種であるコラーゲンは、ヒアルロン酸と同じく真皮にあり、肌に弾力とハリを与えます。コラーゲンの原料となるアミノ酸は、肌の細胞生成を促してくれます。

 

なかなか消えない深いシワの場合は、コラーゲンを増やす成分を補給すると良いでしょう。ビタミンCや成長因子(グロスファクター)、ビタミンAなどの成分が入っているタイプを使うと、美容効果が期待できるだけでなく目元の老化を予防できます。

 

・ビタミンC

コラーゲンの生成量を増やし、強くするはたらきがあります。

 

・成長因子(グロスファクター)

細胞の生成や再生を助けてくれる物質です。いくつか種類がありますが、どれも肌にある細胞にはたらきかけ、弾力やハリをキープすることに効果を発揮します。

 

・ビタミンA

粘膜や皮膚の健康を保つはたらきがあります。日々意識して補いたい成分の一つです。

 

  • 目元を温める

蒸しタオルを使って目元を温めることも、皮膚の健康を保つのに効果的です。じんわりと温めることにより血行が良くなり、眼精疲労もやわらぐので肌の状態が改善されるでしょう。

 

  • 紫外線を避ける

紫外線は肌の大敵です。特に、目元は刺激をダイレクトに受けやすいので、日頃から紫外線対策を行うことが大切です。日焼け止めを塗ったり、サングラスや帽子を使ったりして、紫外線のダメージを避けるようにしましょう。

 

マッサージでスッキリした目元に

目元にはツボが多く、マッサージをすることで眼精疲労がやわらぐだけでなく、血行が促進され、肌の調子も良くなります。自分でできるマッサージ方法をご紹介します。

 

  • 眼精疲労をやわらげる

目元の疲れは、たるみや見た目の老化を引き起こすため、こまめに解消しましょう。

まず、マッサージ用のクリームを手に取り、温めます。次に、中指と薬指をこめかみにあてて、軽く指圧します。そして、軽く力を入れたまま、ゆっくり回転させます。

力を入れすぎないように注意しましょう。

 

  • 血行を良くする

血行を良くすることで、眼精疲労やくまの改善につながります。

人差し指、中指、薬指を眉間に置きます。眉頭からまぶた、目頭へゆっくりと動かし、マッサージをします。

強く指圧しすぎて眼球を押さないように注意しましょう。

 

目元の美しさは一日にしてならず。日頃のケアが大切

人と会うと必ず視線がいく目元は、顔の印象を左右する重要なパーツです。シワが一度深く刻まれると、完全に消すのは難しいものです。しかし、化粧品やマッサージで毎日集中的にケアすることにより、シワを改善し、新たなシワの発生を予防できます。また、目元を蒸しタオルなどで温めた後に化粧品や美容液を浸透させると、リラックスできる上に、成分が浸透しやすくなるのでおすすめです。

潤いとハリのある目元は、若々しさのポイントです。目元の健康をキープできるよう、こまめなケアを続けていきましょう。


この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生