蒸しタオル洗顔で毛穴に詰まった角栓を除去!毛穴の奥まできれいに

蒸しタオル洗顔で毛穴に詰まった角栓を除去!毛穴の奥まできれいに

2018年7月20日

この記事の監修者
形成外科医
後藤真理 先生

蒸しタオルを顔に当てると、温熱によって血行が促進され、リラックスできます。また、蒸気により皮膚の毛穴が開くため、合わせて洗顔を行うと、毛穴汚れがすっきり洗い落とせて洗浄効果が高まります。毛穴詰まりや顔のむくみにお悩みの人は、自宅で簡単にできる蒸しタオル洗顔を取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事では、蒸しタオル洗顔に期待できる効果や基本的な洗顔方法、注意点をご紹介します。

蒸しタオル洗顔の効果

蒸しタオル洗顔は、「スチーム洗顔」とも呼ばれています。ここでは、洗顔効果を高める蒸しタオルの実力について詳しく見ていきましょう。

 

  • 蒸しタオル洗顔とは

蒸しタオル洗顔は、蒸したタオルを顔に当てて蒸気と熱で肌を温め、その後でいつもの洗顔をするだけの簡単な美容法です。蒸しタオルの蒸気により顔の毛穴が開くので、毛穴の奥深くに入り込んでいた汚れが浮かび上がり、洗顔料できれいに落とせます。また、古い角質が柔らかくなり、黒ずみの原因になる不要な皮脂も除去しやすくなります。

 

  • 蒸しタオル洗顔の効果

・血行促進

蒸しタオル洗顔によって期待できる即効性のある効果は、血行促進です。蒸気を当てると血行が改善されるため、肌にハリが生まれます。血行不良によって生じるくすみやクマの改善にも効果的です。

 

・毛穴詰まりの解消

蒸しタオルを肌に当てると、毛穴が開き、肌の角質が柔らかくなります。そのため、普段と同じ洗顔をするだけでも、余分な皮脂、毛穴に詰まった汚れや角栓が浮き上がり、洗い流しやすくなります。毛穴汚れが原因で起こる肌トラブルが解消され、美肌に近づくことができるでしょう。

 

・化粧水の浸透が良くなる

肌が温められて柔らかくなると、水分を保持する役割がある角質層に化粧水が浸透しやすくなります。蒸しタオル洗顔をした後、美容成分や保湿成分が肌に行きわたり、肌に潤いをもたらします。

 

・むくみの解消

蒸しタオル洗顔だけでも血行が良くなり、むくみが解消されます。さらに、肌を温めた後に冷水で引き締めると、むくみがより早く解消されるでしょう。理由は、拡張していた血管が冷水によって収縮し、拡張と収縮を繰り返すポンプのような作用が生まれ、血液の流れがさらに促進されるからです。朝起きて顔のむくみが気になったら、蒸しタオル洗顔後に冷水をなじませましょう。冷水の代わりに冷えたタオルでも代用できます。

 

・エイジングケア

血行を良くしたり、毛穴詰まりを解消したりすることは、肌のエイジングケアにつながります。老廃物が排出されると、肌の新陳代謝が活発になり、ターンオーバーも整えられるので、肌にハリが生まれます。また、ターンオーバーが上手く機能し、古い角質が取り除かれると、くすみが減少して透明感のある肌に生まれ変わっていきます。

蒸しタオル洗顔のやり方と効果を高めるポイント

蒸しタオル洗顔のやり方はとても簡単です。忙しい朝でも5分あればできるので、気軽に始めてみましょう。

 

  • 蒸しタオル洗顔のやり方

・メイクを落とす

まずはメイクをきれいに落とします。クレンジングオイルなどで優しく、しっかり落としましょう。メイクをしたまま蒸しタオル洗顔をすると、開いた毛穴に化粧品の成分が入り込んでしまうことがありますので注意しましょう。

 

・蒸しタオルを用意する

フェイスタオルなどのやや小さめのタオルを水に浸し、水滴がたれない程度に軽く絞ってから電子レンジで温めます。タオルはラップで包むか、ジッパー付きの保存袋や耐熱皿に入れて加熱します。加熱時間は電子レンジの種類にもよりますが、大体30秒~1分くらいで十分です。やけどに注意してタオルを取り出したら、適温になるまで冷ましましょう。肌に当てて、適度に熱く気持ち良いと感じられる温度が適温です。目安は45℃程度ですが、個人差があるので、腕の内側などで温度を試しながら冷ますのが良いでしょう。

 

・顔に蒸しタオルを当てる

適度な温度まで下がったら、蒸しタオルを顔に当てます。蒸気を感じながら、顎の辺りからゆっくりと顔にのせていきましょう。2~3分ほど経ったら、タオルが冷めないうちに顔から外します。長く顔に当てすぎて、タオルが冷たくなってしまわないように注意しましょう。

 

・洗顔料かせっけんで顔を洗う

蒸しタオルを顔に当てた後は洗顔をします。すでに毛穴が開いている状態なので、肌に負担が少ない洗顔料やせっけんを使いましょう。マッサージするように優しく洗ったら、ぬるま湯で洗顔料をしっかり洗い流します。

 

・スキンケアを行う

蒸しタオル洗顔をしたあとの肌は毛穴が開いている分、水分が蒸発しやすくなっています。通常の洗顔時より肌が急速に乾燥してしまうので、すぐにスキンケアを行いましょう。スキンケアアイテムは普段使っているもので構いません。化粧水、美容液、乳液、クリームをなじませ、保湿成分と美容成分を肌に浸透させます。

 

  • 蒸しタオル洗顔の効果を高めるポイント

・毛穴を引き締める

毛穴が開くと、そこから水分が蒸発しやすい状態になります。そのため、すっきりと汚れを落とした後は、必ず毛穴を引き締めるケアを行いましょう。冷水で顔を引き締めても良いですし、化粧水や美容液で優しくパッティングするのも効果的です。

 

・保湿する

毛穴を引き締めると同時に、きちんと保湿を行います。乳液やクリームで、いつもより念入りに肌を潤わせましょう。

 

蒸しタオル洗顔をする際の注意点

蒸しタオル洗顔は、やり方を間違えると肌に悪影響を与えます。逆効果にならないように、以下の点を注意して行いましょう。

 

  • タオルを加熱しすぎない

タオルを必要以上に熱くしてしまうと、肌に強い刺激を与えてしまいます。顔の皮膚は薄くてデリケートです。顔にタオルを当てる前に、腕の内側などで必ず温度をチェックしましょう。

また、電子レンジからタオルを取り出して、ラップやジッパー付きの保存袋から出す際に、蒸気でやけどをしないように注意してください。

 

  • 軟水のミネラルウォーターを使う

タオルを浸す水は、軟水のミネラルウォーターを使うと良いでしょう。軟水に含まれるミネラルは肌と相性が良く、必要なミネラル成分を補給できます。

水道水には、消毒のための塩素などがごく微量ですが入っています。蒸し洗顔をすると、肌の毛穴が開き、吸収しやすい状態になるため、残留塩素を避ける必要があります。塩素が肌に刺激を与えないよう、水道水を使うなら、沸騰したものを冷まして使いましょう。

ただし、沸騰させた水は殺菌成分が失われているため、長持ちしません。沸かし溜めは避け、その都度新しい水を使いましょう。また、浄水器で浄化した水を使うという手もあります。

 

  • 週2回にとどめる

蒸しタオルを当てること自体は肌への負担は少ないですが、頻繁に行うと皮脂の取りすぎにつながり、肌が乾燥しやすくなることがあります。また、毎日行うと毛穴が開きすぎて目立ってくる可能性もあります。角栓は4~5日程度で作られるため、蒸しタオル洗顔は週に2回程度を目安に行いましょう。

 

  • 肌に優しいタオルを使う

蒸しタオル洗顔に使うタオルは、肌に優しいものを使いましょう。綿などの自然素材を使ったものが理想です。綿は吸収性に優れており、蒸気となる水分を多く含めるので肌に優しく使えます。ナイロン生地などの合成繊維は生地がしっかりしているため、摩擦などが起こりやすく、肌に負担がかかります。

また、蒸しタオル洗顔に使うタオルを洗濯するときは、刺激の強い洗剤の使用を避けましょう。柔軟剤を使って洗ったタオルも肌への刺激となり、肌荒れの原因になるため、避けたほうが安心です。

 

蒸気で心身ともにホッと一息リフレッシュ

蒸しタオル洗顔は、タオル一つでできる手軽で効果的なスキンケア方法です。また、肌の悩みを解決するだけでなく、疲労回復やリフレッシュ効果も期待できます。肌の毛穴だけでなく、心もすっきりきれいな状態にしてくれるでしょう。肌にも財布にも優しい美容法を取り入れて、美しいツヤ肌で毎日を快適に過ごしましょう。


この記事の監修者
形成外科医
後藤真理 先生