顎のたるみの効果的な解消法|いつまでもハリのある肌でいるために

顎のたるみの効果的な解消法|いつまでもハリのある肌でいるために

2018年7月26日

この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生

顔の輪郭がぼんやりしてきたと感じたら、それは顎のたるみが原因かもしれません。たるみは加齢とともに進行するのが一般的ですが、ほかにもむくみや肥満によって起こることもあり、解消できる可能性は十分あります。毎日の生活で簡単に取り入れられるストレッチや、たるみ解消に効果的なアイテムを使って、すっきりとハリのある輪郭を手に入れましょう。

この記事では、顎のたるみの原因や、効果的な解消法・グッズについてご紹介します。

顎のたるみが起きる主な原因

顎がたるむ原因は、日常生活の中に潜んでいます。毎日何気なく行っていることが、たるみの原因となっているかもしれません。

 

  • 皮下脂肪

顎のたるみの原因の一つが皮下脂肪です。全身の中でも顎は皮下脂肪が付きやすいパーツです。顎に皮下脂肪が増えると、肌がたるみ、二重顎に近づいていきます。逆に、急激なダイエットをして皮下脂肪が一気に減ったときも、伸びていた肌が余ってたるみとなる場合があります。

 

  • 筋力の低下

顔の筋力が低下すると、皮膚や皮下脂肪の重さを支えられなくなり、皮膚がたるんでいきます。また、無表情でいることが多いと、顔の筋肉を使わず筋力が衰えるため、たるみやすくなります。顔には表情筋と言われる30種類以上の筋肉があり、たるみに大きく関わっています。

また、顎から首にかけて存在する広頚筋(こうけいきん)という筋肉は、顎や首の周辺の皮膚を引き上げる役割があり、衰えると顎のたるみの原因となります。広頚筋は長時間うつむいた姿勢を続けていると衰えやすくなるため、スマホやパソコンなどを長時間使う人は意識的にスマホの画面を顔の位置まで上げたり、姿勢を正してパソコンを見たりしてうつむかないように注意しましょう。

筋肉を構成している筋繊維は年齢とともに減少していきます。加齢により顔の筋力が低下していくので、たるみが気になりだしたらすぐに対策を立てることが大切です。

 

  • 弾力の低下

肌の弾力低下も顎のたるみを招きます。活性酸素の増加、喫煙、睡眠不足、ストレスなどさまざまな原因によって肌の老化が進み、弾力が失われてたるみやすくなっていきます。

 

  • 乾燥

肌の乾燥にも注意が必要です。紫外線によるダメージや、偏った食事による栄養不足などで肌は乾燥します。皮膚内の水分が不足すると、肌のハリが失われ、たるんでしまいます。

 

  • 姿勢

姿勢のくずれも顎のたるみに関係しています。背骨や骨盤の歪みが顔の骨に影響し、顔がたるみやすくなります。特に猫背の人は、無意識のうちに顎を前に突き出した姿勢になりやすく、首の後ろの筋肉が縮むことで、顔全体が下に引っ張られる状態になります。その結果、顔の皮膚全体が垂れ、顎もたるんでいきます。

 

顎のたるみを解消する方法

顎のたるみを解消するには、セルフケアでできることから病院での治療まで、さまざまな方法があります。ここでは、生活改善やエクササイズの方法、美容クリニックでの治療内容についてお伝えします。

 

  • 姿勢を良くする

まずは座り方、立ち方、歩き方の姿勢を良くすることが、顔まわりのたるみ改善には欠かせません。

正しい姿勢とは、正面から見たときに耳、肩、骨盤が左右対称になっている状態です。骨盤の歪みや猫背の改善を意識しながら、重心がどちらかに偏っていないか、背筋は伸びているかをチェックしましょう。

意識をしないと骨盤は後ろに傾きやすく、背骨が丸まってしまいがちなので、骨盤がしっかり立っているかどうかの確認も必要です。顎が出ていないか、うつむきがちになっていないかという点も意識して、正しい姿勢を心がけましょう。

 

  • 咀嚼筋エクササイズをする

咀嚼筋とは、顎を動かして咀嚼する動作をサポートする筋肉の総称です。咀嚼筋エクササイズは、その名のとおり咀嚼筋のトレーニングを目的としたもので、食べ物を口に入れて30回咀嚼するというのが基本です。噛むことで咀嚼筋が鍛えられるため、たるみ改善に効果的とされています。

咀嚼筋エクササイズは、ガムを使ってすぐに実践できます。噛むという動作が基本のため、食事をしているときにも行える手軽なエクササイズです。

普段の食事に咀嚼筋エクササイズを取り入れるなら、何度も咀嚼できるように食材は大きめに切ると良いでしょう。

 

【方法】

  1. 口に食べ物を入れて15回咀嚼する。
  2. その後、上を向いて15回咀嚼する。

※左右の奥歯で15回ずつ噛むなど、均等に咀嚼をすると、トレーニングの左右差がなくなります。

 

  • 舌出しトレーニングをする

舌を上に向かって突き出すことで、表情筋を鍛えるトレーニングです。表情筋を使うことで、フェイスラインをシャープにする効果が期待できます。簡単に行えるトレーニングなので、ぜひ隙間時間に実践してみましょう。

 

【方法】

  1. 鎖骨の下あたりに両手を置き、顎を前に突き出す。
  2. 顎を上げて、舌を真上に上げる。
  3. その状態で10秒キープする。

 

  • 美容クリニックを受診する

正しい姿勢を心がけ、毎日エクササイズを続けても顎のたるみが解消しない場合は、美容クリニックを受診し、専門家の治療を受けるという選択肢もあります。

美容クリニックでは、脂肪を分解する薬剤を使った脂肪溶解注射、医療機器を用いた脂肪吸引、皮膚の切除など、たるみを解消するためのさまざまな治療を受けることができます。

 

顎のたるみ解消に効果的なグッズ

顎のたるみを解消するには、美容グッズの活用も効果的です。毎日のエクササイズに取り入れることでプラスの効果が期待できる便利なたるみ解消グッズをご紹介します。

  • 美顔ローラー

手軽で使いやすい美顔ローラーは、たるみケアにあまり時間を割けない人におすすめのグッズです。顎のリンパ腺に沿ってローラーを動かすことで、固まった表情筋をほぐしたり、血行やリンパ液の流れを促進したりします。美顔ローラーによるケアは即効性が期待できるだけでなく、継続することでより効果を感じやすくなります。

美顔ローラーの中には、微弱電流が肌に働きかけ、コラーゲンの生成を促すタイプなどさまざまな種類があるので、機能をチェックし、自分の希望に沿ったものを選びましょう。

 

  • カッサ

カッサとは、中国の自然療法である「刮痧(かっさ)療法」に由来しています。カッサと呼ばれる専用の板を使って皮膚をこすることで、皮膚の経路やツボを刺激するという東洋医学的な考え方の手法ですが、最近では美容にも取り入れられています。カッサによる顔マッサージもその一つで、コリをほぐすとともにリンパ液の流れを良くすることで、顎のたるみ解消が期待できます。

カッサはマッサージをする部位に合わせた多様な形状のものが販売されているため、フェイスラインを整えるタイプのものを選びましょう。

 

  • マウスピース

口にマウスピースをくわえてエクササイズをする方法も、顎のたるみ解消に効果的です。口のまわりには口輪筋(こうりんきん)と呼ばれる筋肉があり、表情筋は口輪筋を中心に広がっています。口輪筋は普段あまり動かさない筋肉のため、年齢とともに衰えていく傾向にあります。口輪筋が衰えると、口角が下がり、表情筋にも影響を及ぼすため、口の周辺以外のたるみも引き起こしてしまいます。マウスピースを使って口輪筋を鍛えると、顎のたるみはもちろん、顔全体のシェイプアップにも効果が期待できるでしょう。

 

生活改善と簡単エクササイズですっきりフェイスラインに

ハリのある肌やすっきりとシャープなフェイスラインは、女性の見た目年齢を大きく左右します。「たるみは加齢のせい」とあきらめる前に、自分の生活習慣を振り返り、正しい姿勢をキープする、うつむいてスマホを操作しない、など改善できることから始めてみてはいかがでしょうか。また、咀嚼筋エクササイズを試してみたり、顎のたるみ解消に効果的なグッズを試してみたりするのも一つの選択肢です。生活改善や簡単なエクササイズを無理なく継続していくことで、たるみのないハリのある肌を保ち、すっきりしたフェイスラインを目指しましょう。


この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生