髪の毛の潤いを保つヘアケアの方法|簡単にできて髪しっとり艶やかに

髪の毛の潤いを保つヘアケアの方法|簡単にできて髪しっとり艶やかに

2018年9月10日

この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生

潤いのある美しい髪は、その人の魅力を一層引き立たせます。しかし、美髪をキープするためには美容院に通い続けたり、毎日手間のかかるケアが必要だったりして、何かと面倒に感じている人も多いのではないでしょうか。実は、自宅でのケアを少し工夫するだけで、健康的で潤いのある髪を手に入れることができます。

この記事では、髪のパサつき対策やシャンプーの選び方、潤いのある美しい髪に導くためのポイントをお伝えします。

髪の艶を保つために知っておきたいパサつきの原因

まずは、髪のパサつきがなぜ起こるのか、潤いのある髪とはどのような状態なのかを確認しましょう。

 

  • 髪の毛がパサつく原因

・外部刺激により髪のキューティクルが傷む

キューティクルは、髪の表面を覆う組織で、髪を保護し、ツヤを与える役割があります。キューティクルが乱れると、ツヤが失われるだけでなく、髪の内部に含まれるタンパク質が保たれなくなり、切れ毛や枝毛にもつながります。紫外線、過度なドライヤー、ヘアカラー、パーマなどにより、キューティクルが剥がれ、髪がパサつく原因となります。

 

・生活習慣の乱れにより髪が栄養不足になる

食生活の乱れや、日々のストレス、疲れなどにより、髪の毛の成長と深い関係がある毛母細胞の働きに悪影響を与えます。毛母細胞の働きが弱まると、健康で丈夫な髪が育ちにくくなります。栄養バランスの良い食事、十分な睡眠など、規則正しい生活習慣を心がけ、疲れやストレスをためないようにすることが大切です。

 

  • 髪の毛に潤いがある状態

髪の毛を構成する成分でもっとも多いのはタンパク質ですが、次に多いのが水分です。髪がパサつくのは、キューティクルを保持するための水分量が不足しているからです。水分量が十分に保たれていることが、髪に潤いがある状態と言えます。

また、頭皮の皮脂は髪の乾燥を防ぎ、ツヤを出す働きをしますが、過剰に分泌されるとベタつきの原因にもなります。髪の潤いを保つには、頭皮を清潔にし、皮脂量を適正に保つことも大切です。

 

シャンプーとトリートメントの選び方

自分の髪に適したシャンプーを、どのように選べば良いか悩む人も多いのではないでしょうか。髪のツヤを維持するのに効果的なシャンプーとトリートメントの選び方をお伝えします。

  • アミノ酸系シャンプーを使う

アミノ酸系シャンプーとは、洗浄成分としてアミノ酸由来の成分を使用した、低刺激で優しいシャンプーのことです。適度な洗浄力を持ち、余分な皮脂や汚れは落としつつも、髪の潤いを保ちながら洗うことができます。

髪の毛の大部分を占めるタンパク質は、アミノ酸からできています。そのため、アミノ酸系のシャンプーを使うことでダメージを受けた髪を修復し、頭皮の環境も整える効果が期待できます。

市販のシャンプーには、石油系の合成界面活性剤を使用したものが数多くあります。泡立ちが良く洗浄力が高いという特徴がありますが、その分頭皮に負担がかかるのが難点です。地肌や髪がデリケートな人や洗いすぎによるパサつきを防ぎたい人は、アミノ酸系シャンプーを試してみてはどうでしょうか。

 

  • オイルシャンプーを選ぶ

オイルシャンプーは、界面活性剤が使われていないことが多く、オイル本来の洗浄成分を活かしたシャンプーです。髪や地肌へのダメージを抑えつつ、皮脂汚れを浮かせてさっぱり落とすうえに、保湿力にも優れています。一方、オイルの持つコーティング力によりカラーリングがしにくくなる、合成界面活性剤のシャンプーに比較すると、泡が立ちにくいという特徴もあります。

オイルシャンプーに使われるオイルにはアルガンオイル、ツバキオイル、ホホバオイルなどさまざまな種類があります。

 

  • 自分の髪質に合ったトリートメントを選ぶ

トリートメントは、主に髪のコーティングを目的とするリンスやコンディショナーとは異なり、髪の内部に浸透して髪の補修・保湿や栄養補給をすることができるヘアケア剤です。オイルタイプ、ミストタイプ、ミルク(クリーム)タイプに分けることができ、それぞれに仕上がりが異なります。

 

・オイルタイプ

オイルタイプのトリートメントは、髪をタオルドライした後、ドライヤーを当てる前に使用することで、ドライヤーやアイロンの熱によるダメージを防ぐ効果があります。

 

・ミストタイプ

ミストタイプは、浸透力の高さが特徴です。美容成分を髪にふきつけて、なじませて使いますが、油分が少ないので髪がベタつきにくく、柔らかくサラサラの仕上がりになります。髪の細い人やからまりやすい人におすすめですが、潤いがほしい人は、セラミドタンパクを配合した保湿性の高いものやオイルミストを選ぶと良いでしょう。

トリートメントに充てる時間がないという人も、ブローの前に寝癖直し感覚で使えるため、手軽に髪に美容成分を補給できます。

 

・ミルク(クリーム)タイプ

ミルク(クリーム)タイプのトリートメントの特徴は、油分と水分がほどよいバランスで配合されているため、髪に美容成分を浸透させつつ、ドライヤーやアイロンによる熱からも髪を守ることができるという点です。

ミルクタイプには、保湿成分が多めで髪にツヤを与え、スタイリング剤としても使えるものなどがあります。クリームタイプにはUVケアができたり、スキンクリームとしても使えたりするものがあります。

配合される成分やテクスチャーもさまざまなので、自分の髪質や求める仕上がりに合わせて使い分けてください。

 

髪の毛に潤いを保つシャンプーの方法

お気に入りのシャンプーやトリートメントを見つけても、髪の洗い方が誤っていると頭皮や髪を清潔に保ちづらくなります。頭皮と髪の健康状態をキープするために効果的なシャンプーの方法をご紹介します。

  • シャンプー前にブラッシングを行う

洗っているときに髪がからまったり、摩擦が起きたりすると、汚れが落ちにくいうえに髪にダメージを与えてしまいます。髪を濡らす前に十分ブラッシングをしておくと、スタイリング剤や頭皮の汚れが落ちやすくなります。

 

  • 十分に予洗いをする

ぬるま湯でしっかりと頭皮を洗い、古い角質や皮脂汚れを浮かせておくことでシャンプーの際に汚れが落ちやすくなり、泡立ちも良くなります。予洗いをしっかりと行うことが、髪に与えるダメージを最小限にとどめるポイントです。

 

  • 適切なシャンプーの量で洗う

「少量のシャンプーでは泡立ちが悪い」と、シャンプー剤を使いすぎてはいないでしょうか。シャンプー剤を付ける前にしっかり泡立てると、少ない量でも十分に洗浄できます。セミロングの長さまでは、ポンプタイプのシャンプーを1プッシュ、500円玉程度の量で十分です。ミディアムからロングの人も、2プッシュで洗えます。

シャンプーを手に取った後、すぐに髪に付けず、少量の水を足して手のひらで泡立ててから洗いましょう。泡立ちが悪い状態で洗ってしまうと、髪同士の摩擦が起きやすくダメージにつながってしまうので注意が必要です。

 

  • マッサージをするように洗う

指の腹を使って頭皮を揉みほぐすように洗いましょう。爪で頭皮を傷つけずに洗えて、マッサージ効果で頭皮の血行を促進します。爪を立てたり、ゴシゴシと頭皮を過剰に摩擦したりするのは避けましょう。

また、シャンプー剤が頭皮に残らないようにお湯でしっかり洗い流すことも大切なポイントです。リンスやコンディショナーは頭皮の毛穴に吸着しやすくなります。髪の根元には付けないように意識して、30秒ほど浸透させたら、念入りにシャワーで洗い流し、しっかりとすすいでください。

 

自宅でできる簡単ヘアケアで、健康で美しいツヤツヤの髪に

潤いのある髪には憧れるけれど、「手間もお金もかけたくない」という人は、毎日のヘアケアを少しだけ見直してみましょう。髪に合ったスタイリング剤を選んだり、シャンプーの方法を変えたりするだけで、髪の変化を感じられるはずです。自分の髪に合ったヘアケアを続けて、健康的な潤い美髪を手に入れましょう。


この記事の監修者
ドクター小池クリニック 院長
小池佳嗣 先生