メイクアップベースを使いこなそう!

メイクアップベースを使いこなそう!

2018年6月27日

この記事の監修者
薬剤師・アロマセラピスト
三矢朝美 先生

ベースメイクのファーストステップである化粧下地。種類や色が様々でどう選んでいいかわからない、また、時間がないので下地は使わない、という方も多いのではないでしょうか。化粧下地で肌をきちんと整えておくと、メイクのノリが良くなってメイク崩れを防いだり、肌の血色を良く見せたり、肌を紫外線や乾燥などの外的刺激から守ってくれる効果もあります。メイクの効果を最大限に高めるためにも、化粧下地を上手に使いこなしましょう!

化粧下地は、なぜ必要?

ベースメイクの代表格、化粧下地とファンデーション。でも、ついファンデーションだけで済ませたりしていませんか。化粧下地をつけて、ファンデーションをつけて、仕上げにパウダーも…となると、時間もかかるし、面倒に感じてしまうのも確かです。ですが、化粧下地には、大切な役割があるのです。

 

①肌を保護する
化粧下地の大きな役割のひとつが、「肌の保護」です。化粧下地の上につけるファンデーションには様々な添加物や色素が含まれていることが多いのですが、そのような肌に直接触れると肌荒れを招きやすい成分や色素沈着によるくすみなどから、肌を守ってくれます。また、花粉やホコリなどの微粒子から肌を守ってくれる機能のものもありますので、アレルギーが気になる方は、取り入れてみると良いでしょう。

 

②メイク崩れを防ぐ
化粧下地の役割としてもうひとつ重要なのが、「メイク崩れを防ぐ」ことです。ムラやくすみのある肌色を均一に整え、毛穴の凹凸を滑らかにします。また、スキンケアで潤った肌を乾燥から守ったり、余分な皮脂が出るのを抑えてテカりを防いだりします。このように、肌のコンディションを一定に整えてくれるので、メイク崩れが起こりにくくなります。

 

③ベースメイクの仕上がりがキレイ
化粧下地を使わずファンデーションだけでメイクを仕上げようとすると、肌トラブルを隠そうとどうしても厚塗りになってしまいます。化粧下地は、肌のコンディションを整えて、肌色を均一にしてくれるので、ファンデーションを何度も重ねづけする必要がありません。化粧下地でひと手間増える気がしますが、ファンデーションを厚塗りしなくなる分、時間をかけなくてもベースメイクをキレイに仕上げることができるのです。

 

④メイク落としが楽になる
化粧下地を塗ると、ファンデーションと肌の間に一枚ベールが挟まっているような状態になります。ファンデーションの成分や色素が肌に直接つかなくなるため、メイク落ちも良くなります。洗顔時にファンデーションを落とそうと肌をこする回数も少なくて済みますので、肌の負担を減らすことができます。

 

⑤UV効果がある
これからの季節、気になるのは紫外線。最近の化粧下地は、SPF40以上のUV効果が高いものも多く発売されています。

 

肌質別化粧下地の選び方

化粧下地と言っても、名称はさまざま。化粧下地とプライマーはどちらも同じ意味ですが、プライマーのほうが、保湿効果が高いものが多く、肌にツヤ感を与えてくれます。一方化粧下地は、テカりや毛穴が気になるときに使うと効果的です。

また、コントロールカラーは文字通り、肌色をコントロールするもので、顔の色を整えて肌悩みをカバーするアイテムです。基本カラーはベージュですが、オレンジはシミ・くすみをカバー、グリーン…顔の赤みを抑える、ピンクは血色のいい肌にしてくれる効果があります。

BBクリームはもともと医療用に開発され、術後のデリケートな肌を保護して再生する機能をもつ保護クリームです。1つで美容液などのスキンケア機能と、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの機能をもつ手軽さとダメージを受けた肌をしっかり保護するカバー力が持ち味です。一方CCクリームは、化粧下地にコントロールカラーを兼ね備えた機能があります。ファンデーションの機能はありませんが、素肌の色味を活かしながら肌色をキレイに見せてくれるので、自然な仕上がりになります。

化粧下地を選ぶのに大切なことは、自分の肌質に合ったものを選ぶこと。肌質に合わないとメイク崩れを引き起こしたり、仕上がりがキレイにならなかったり、せっかくの機能が半減してしまいます。自分の肌質に合った化粧下地を選びましょう。

 

【乾燥肌…保湿タイプ】
肌の水分量と油分量がどちらも少ない乾燥肌の方は、肌のバリア機能が弱まっている状態。外からの刺激を受けやすくなっていますので、深刻化すると敏感肌になってしまいます。乾燥肌の方は、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった保湿成分の配合された化粧下地やプライマーを選びましょう。みずみずしく艶やかな肌に仕上がります。

 

【脂性肌…皮脂ケアタイプ】
皮脂の分泌が活発で日中肌がテカりやすい脂性肌の方は、オイルフリーで、過剰な皮脂を抑制してくれる成分が入ったタイプを選びましょう。化粧下地が過剰な皮脂を吸収してくれるので、一日中サラサラ肌がキープできます。

 

【混合肌…部位によって使い分ける】
Tゾーンはテカりが気になるけれど、あごや頬はカサついている混合肌の方は、乾燥しやすい部位、テカりやすい部位によって下地をつける量を変えると良いでしょう。ヒアルロン酸、セラミドやコラーゲンなど保湿成分の含まれた下地を乾燥しやすい頬にはたっぷりと、テカりやすいTゾーンは少なめに。これからの季節、特にテカりにお悩みの方は、皮脂を抑える部分用化粧下地もありますので、テカりが気になるTゾーンのみ、そのような化粧下地に切り替えるのも手です。

 

【敏感肌…BBクリームやCCクリームを】
肌が外的刺激を受けやすい敏感肌の方は、BBクリームやCCクリームを化粧下地代わりに使うのがおすすめです。BBクリームやCCクリームは、肌への刺激が少ないうえに、カバー力もあります。ファンデーションを塗る前に、薄く伸ばして肌のコンディションを整えましょう。

 

化粧下地の正しいつけ方

化粧下地の「つける前」「つける量」「塗り方」を意識すると、メイクのもちがぐんとアップ!メイク崩れのない美肌を保つことができます。

【化粧下地をつける前に】
化粧下地を塗る前に大切なのが、洗顔と保湿ケア。余分な皮脂や毛穴に汚れが詰まっていると、化粧下地をキレイに伸ばすことができません。洗顔料をしっかり泡立て、優しく汚れを落としましょう。汚れを落としたら、次に保湿ケアを。肌が乾燥していると化粧下地が均一に伸びにくく、ムラになってしまいます。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドの配合されたスキンケアでしっかり保湿しましょう。最後に行った乳液やクリームなどのスキンケアが浸透しないうちに、化粧下地を塗ってしまうと、ムラやメイク崩れの原因になってしまいます。スキンケア後は少し時間を置いてから塗るようにすると、化粧下地をキレイに塗ることができるのでおすすめです。

 

【つける量】
少しずつ指先にとり、肌になじませながら、足りなければ加えていきましょう。

 

【塗り方】
化粧下地はまず面積の広い頬と額にのせ、余った分を鼻とあごにのせます。そして顔の中心から外側に向けて、薄く均一に伸ばしていきます。伸ばし終わったら顔全体を手のひらで包み込み、手のひらが肌にぴたっと吸い付く程度が適量です。

ペタペタしたり、ベタつきを感じるようだとつけすぎです。つけすぎは、ファンデーションが均一に伸びず化粧崩れの原因になります。塗り過ぎたかなと思ったら、ティッシュペーパーで軽く抑えてからファンデーションを塗りましょう。

 

化粧下地を適切に使うことで、肌に負担をかけず、ベースメイクもより美しく仕上がります。ファンデーションの前に自分に合った化粧下地を取り入れて、もっとベースメイクを楽しんでみてください!