お酢ダイエットとは?美容効果を引き出すポイントと正しい飲み方

お酢ダイエットとは?美容効果を引き出すポイントと正しい飲み方

2017年12月12日

この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生

ダイエットをして痩せたいけれど、「激しい運動は苦手」「厳しい食事制限はしたくない」という人は、「お酢ダイエット」に挑戦してみてはいかがでしょうか。脂肪燃焼に加え、美容や健康への効果も期待できるといわれていて、健康志向の女性の間で注目されています。

とはいえ、お酢ダイエットといっても、お酢をそのまま飲めば良いというわけではありません。お酢自体は刺激が強いので、自分の体質に適した摂取方法を知った上で、ダイエットを行う必要があります。

この記事では、お酢が持つ美容効果やダイエットする際の注意点などをご紹介します。

お酢の基礎知識とダイエット効果

お酢ダイエットを始める前に、お酢の成分やダイエットとの関係など、基礎知識を確認しておきましょう。
まずはお酢の主な成分とダイエットとの関係性についてお伝えします。

●お酢の成分
お酢の主成分は酢酸で、ツンとくる刺激臭の元になっているものです。穀物や果物をアルコール発酵させ、さらに酢酸発酵させたものがお酢になります。
主に米や麦、りんご、ぶどうなど糖分があるものを使って造られ、原料の違いが風味にもあらわれます。例えば、米から造られる米酢には米ならではの甘みがあり、りんごから造られるりんご酢にはフルーティーな香りが感じられます。

●お酢とダイエットの関係
お酢には血糖値の上昇をゆるやかにする効果があります。血糖値が急激に上昇すると、体内の余分な糖は脂肪に変わります。つまり、血糖値がゆるやかに上昇すれば、脂肪が溜まりにくくなります。

また、お酢に含まれる2つの成分が、体内の脂肪を分解してエネルギーに変える働きを促進してくれます。
1つは、体の機能を正常に動かす上で欠かせないアミノ酸です。アミノ酸は、脂肪を分解するリパーゼという酵素の働きを助けてくれます。
もう1つの大事な成分はクエン酸です。クエン酸は、リパーゼによって分解された脂肪を「クエン酸サイクル」という代謝サイクルに組み込みます。このクエン酸サイクルが、脂肪燃焼の大きな鍵です。脂肪はクエン酸サイクルに入り込むと、人が活動するのに必要なエネルギーに変えられていきます。
クエン酸サイクルを活発にするためには酸素が必要なので、有酸素運動の前にお酢を摂取すると、より高い脂肪分解・エネルギー燃焼効果が期待できます。

さらに、お酢には抗酸化作用もあります。疲労時に発生している活性酸素を取り除いてくれるため、疲労が回復しやすくなり、運動を続けやすくなります。

お酢ダイエットの方法と注意点

お酢ダイエットの方法は簡単ですが、お酢をゴクッとそのまま飲むのは避けましょう。お酢を原液で飲むと体への刺激が強いので、飲み方には注意が必要です。以下の方法を参考に行ってください。

●お酢ダイエットの方法
食道や胃などの内臓への負担を配慮し、お酢は食事の合間に飲みましょう。食べ始めにお酢を飲むほうが効果的なので、何かひと口食べて胃の中に食べ物を入れてから、お酢を薄めたものを飲むのがおすすめです。胃酸が少ない人は、お酢が胃酸の分泌をサポートしてくれます。食べながら少しずつ飲むようにしましょう。
摂取量は1日大さじ1杯から2杯を目安にし、過剰に取りすぎないことが大切で、毎日続けるのがポイントです。液体で飲むのが苦手な人は、ピクルスなどの酢の物を食事にプラスしたり、バルサミコ酢やポン酢を料理に使ったりして、取り入れてみてはいかがでしょうか。

お酢ダイエットには、バランスの取れた食事や適度な運動なども、もちろん欠かせません。規則正しい生活にお酢を習慣として取り入れることによって、より一層高い効果が期待できます。

お酢には醸造酢と合成酢の2種類があります。醸造酢のほうが、アミノ酸を豊富に含んでいます。商品ラベルに表記されているので、購入する際に確認し、醸造酢を選ぶようにしましょう。中でも、玄米や大麦などを原料に熟成して造られた黒酢は、普通のお酢よりもアミノ酸含有量が特に多いといわれています。独特のまろやかな香りと芳醇な味わいが特徴で、料理に加えると、味を引き立ててくれるでしょう。

●注意点
お酢は、空腹時には飲まないようにしましょう。お酢の成分である酢酸は刺激物なので、空腹時に飲むと胃や腸を痛める可能性があるからです。必ず胃に食べ物がある状態で摂取するようにしてください。
また、お酢は疲労を回復させ、食欲を促進する働きもあるので、取りすぎには注意しましょう。
そして、最後の注意点は、お酢を原液で飲まないことです。濃度の高いお酢は歯を溶かしたり、食道を荒らしたりするリスクがあります。希釈するタイプや、そのまま飲めるように造られたドリンクタイプのお酢を選ぶと良いでしょう。希釈する際は、表示に従って適切に行い、自分に合わないと感じたら、必要に応じてさらに薄めて飲むように心がけてください。

ダイエット以外にも嬉しいお酢の美容効果

お酢は美容に関してもパワーを発揮します。主に次に挙げる3つの効果が期待できるので、肌荒れやむくみなどで悩んでいる人は、特におすすめです。

●美肌効果
お酢にはビタミンCが含まれているので、肌のハリやツヤを整え、くすみを解消してくれる働きがあります。
また、お酢には活性酸素を除去する作用もあるので、細胞の老化を防ぎ、シミやしわなどをできにくくします。
活性酸素は外部の刺激から細胞を守る働きを持つため、それ自体が不要なものというわけではありません。しかし、活性酸素の量が増えすぎると、肌細胞が酸化し、老化につながります。すると、シミができたり、肌の潤いやハリがなくなったりといった肌トラブルが起こります。
お酢を飲むと肌トラブルも防ぐことができ、肌を美しく保つ効果が期待できます。

●むくみ解消
むくみは、体内の水分量が過剰になったり、老廃物が溜まったりすることが原因で起こります。お酢は酸性ですが、体内に入ると血液をきれいにするアルカリ性になり、体はアルカリ性の状態になります。すると、体は体内を中性に近づけようとして排尿を促します。むくみの原因である余計な水分や老廃物を体外に出すことができ、解消につながります。

●整腸効果
お酢に含まれるアミノ酸や酢酸には、腸内の悪玉菌を抑える作用があります。腸内に悪玉菌が増えると、肌が荒れたり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったり、便秘がちになったりと、体にさまざまな悪影響を及ぼします。
お酢の力で悪玉菌を減らし、腸内環境を整えれば、肌荒れにも効果があるかもしれません。

お酢ダイエットを始めて、美と健康を手に入れましょう

体に嬉しいさまざまな効果が期待できるお酢ですが、そのまま飲むと胃などが荒れるリスクがあるので、くれぐれも原液では飲まないよう、十分注意しましょう。
初めての人でも気軽に取り入れやすいのは、薄めたお酢やドリンクタイプのお酢です。りんご・ザクロといったフルーツを使ったお酢を、水やソーダなどで割ったり、好きなフルーツで果実酢を手作りしたりすると、ジュース感覚で幅広い味を楽しめます。
また、お酢を料理の調味料として使うと、摂取しやすいのでおすすめです。香りと酸味に特徴があるので、加えるだけで料理の味がしっかりします。それだけでなく、お酢を使うと塩分を抑えられるのも、嬉しいポイントです。
お酢の取り入れ方は多種多様です。自分なりに毎日の生活に取り入れて、美と健康を手に入れましょう。


この記事の監修者
トータルケアサロン La-mahina 代表
柴田桂 先生