サンダルの正しい洗い方!スウェード・合皮など素材別のお手入れ方法

サンダルの正しい洗い方!スウェード・合皮など素材別のお手入れ方法

暑い季節は、素足でサンダルを履く人も多いでしょう。一方、あまり履かない寒い季節には、出番に備えて、保管中のサンダルを洗っておきましょう。素足で履いているとインソールに黒ずみ汚れが付いたり、そのまま放置していると全体にカビが生えてきたりすることがあります。

この記事ではサンダルの基本的な洗い方から、水洗いできないサンダルの汚れを落とす方法などについてご紹介します。

サンダルの黒ずみ汚れの原因

素足でサンダルを履くと、インソールに足型の黒ずみ汚れがくっきりと付いてしまうことがあります。なぜ、こんなふうに黒い汚れが付くのでしょうか。

  • 原因1:足の裏の汗

普段はなかなか気付きませんが、足の裏は毎日大量の汗をかいています。その量は1日でコップ約1杯分といわれ、体の中でも汗をかきやすい部位です。一般的なサンダルは通気性の良いものが多いですが、素足で履くと汗が直接サンダルに染み込み、汗が染み込んだまま放置していると黒ずみ汚れとなって浮き出てきます。

  • 原因2:指の間から出る皮脂

足の裏の皮脂は、指の間にある皮脂腺から分泌されます。インソールに付く黒い指の跡は、この皮脂が原因です。また、サンダルに染み込んだ皮脂は、劣化を早める原因にもなるため、汚れの放置は禁物です。

  • 原因3:はがれ落ちる角質

汗や皮脂が分泌されるときに、古くなった角質も一緒にはがれ落ちます。汗や皮脂、角質が混ざったものは雑菌が好むエサとなり、さらに土ぼこりなどが付着すると、汚れるだけでなく雑菌の繁殖を促進させます。雑菌が繁殖したインソールはベタベタし、悪臭を発するようになります。

 

サンダルの基本的な洗い方

足の裏の汗や皮脂、角質などで汚れたサンダルは、汚れがひどくならないうちに定期的に洗って、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

まずは、基本的な洗い方からご説明します。

  • 基本は水洗いでOK

ポリウレタンやゴムから作られたビーチサンダルなどのサンダルは、汚れが落ちやすい素材で、基本的に水洗いできます。汚れがひどい場合は、衣服洗濯用の中性洗剤を使いましょう。中性洗剤なら素材を傷める心配もなく、簡単に汚れが落ちます。

  • 水洗いの方法

バケツや洗面台などに水を溜めて中性洗剤を溶かし、洗剤液を作ります。その中にサンダルを入れて、汚れている部分を靴洗い用のブラシで軽くこすります。落ちにくい汚れは、こすり洗いをする前に、洗剤液の中にしばらく浸けておいてから洗うと汚れが落としやすくなります。

汚れが落ちたら、流水で洗剤液を洗い流します。洗剤の成分が残っているとサンダルが傷む原因になるため、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。

乾かすときは、日陰にサンダルを立てかけて乾燥させます。直射日光はひび割れなど劣化の原因になるので避けてください。

  • 細かい汚れを落とす方法

大きなブラシで落としにくい汚れには、歯ブラシなど小さなブラシの使用が効果的です。サンダルの鼻緒の部分であるトングは、汚れが溜まりやすい箇所です。小さなブラシで細かい部分まで汚れをすっきりと落としましょう。

 

水洗いできないサンダルのお手入れ方法

素材によっては水洗い不可、もしくは避けたほうがよいサンダルがあります。しかし、素足で履いているサンダルには、同じように汚れが溜まります。サンダルの素材に合った洗い方で適切な手入れをしましょう。

  • 布製(麻・綿)

布は皮脂や汗を吸収しやすい素材です。表面だけでなく繊維の中の汚れまで落とす必要があります。

まずは乾いたままブラッシングをして、繊維の間に入り込んだ砂やホコリなどの汚れを軽くかき出します。歯ブラシのような小さなブラシが便利です。

次に、水で濡らして固く絞った布を用意し、汚れている部分を中心にポンポンと叩きながら汚れを落とします。根気よく丁寧に行うのがポイントです。

汚れが落ちたら、乾いたタオルを当てながら叩いて水気を取り除き、風通しのよい日陰で乾燥させます。

カビが生えやすい素材のため、保管は通気性の良い場所が理想的です。保管する場所に新聞紙や除湿用のシートを敷いたりすると、湿気防止に役立ちます。

  • 革製

革製のサンダルは、革製品専用のクリーナーで手入れをしましょう。部分的な黒ずみ汚れは、扱いやすい消しゴムタイプのクリーナーがおすすめです。クリーナーで軽くこすりながら黒ずみなどの汚れを落とします。

クリーナーがない場合は、水で濡らした布を固く絞り、丁寧に汚れを拭き取ります。その後、日陰に置いてよく乾かしましょう。

仕上げにレザー用のクリームを塗って表面をコーティングしておくと、汚れが付きにくく革が長持ちします。

  • 合皮製

水に中性洗剤液を溶かし、布を浸してから固く絞ります。その布で、汚れている部分を丁寧に拭き取ります。汚れが落ちたら、水で濡らして固く絞った布で洗剤をよく拭き取りましょう。洗剤が残らないように、何度か布を変えて拭きます。最後に陰干しをして、よく乾かしたらOKです。

合皮製の靴やサンダルは丸洗いが可能ですが、水に浸すと接着した部分が剥がれることがあります。長持ちさせるためには、丸洗いは避けたほうが無難でしょう。

  • スウェード製

インソールにも使用されることが多いスウェード素材は、起毛革専用のクリーナーを使って汚れを落とします。初めにブラシなどで軽く汚れを払ってから、クリーナーを使いましょう。こちらも消しゴムタイプのスウェードヌバック(起毛革の部分汚れクリーナー)が扱いやすくて便利です。

 

ひどいサンダル汚れを落とすコツ

ひどい黒ずみ汚れは、水や中性洗剤で洗うだけでは落ちないことがあります。ここでは頑固な汚れを落とす方法をご紹介します。

  • ひどいサンダル汚れを落とすコツ

靴専用のシューシャンプーと靴の中専用のクリーナーが市販されていますので、活用してみましょう。拭き取りタイプのものなら、水洗い不可のサンダルにも使えます。

ただし、素材によっては色落ちしてしまうことがありますので、注意が必要です。本格的に汚れを落とす前に、念のため目立たない場所で色落ちしないかを確認してから使いましょう。

また、クリーナー代わりにボディソープを使う方法もあります。ボディソープは、体の皮脂汚れを落とすのが目的なので、サンダルに付着した皮脂や汗による黒ずみ汚れにも効果を発揮します。濡らした歯ブラシに少量のボディソープを付け、汚れをこすってみましょう。

汚れが落ちたら、濡らして固く絞った布で洗剤をよく拭き取り、日陰に干して乾かします。

  • 普段から小まめなケアをしておく

汚れがひどくなる前に、サンダルは小まめに手入れをしましょう。「ちょっと汚れてきたかな」と感じたら、すぐに汚れを拭き取っておく。これだけでも汚れがひどくならず、サンダルの品質を保てます。

また、お手入れ後に防水スプレーを吹きかけると汚れが付きにくくなります。素材によってはシミになることがあるため、注意書きをよく読んでから使用してください。

  • サンダルを休ませる

お気に入りのサンダルは毎日履きたくなりますが、劣化を防ぎ長持ちさせるためには、同じサンダルを続けて履かないようにしましょう。1日履いたら、1~2日程度履かずに休ませて負担を軽減するのが望ましいです。また、インソールを乾かすことで、雑菌が繁殖しにくくなります。

 

サンダルの洗い方をマスターしてすっきり爽やかな足元に

黒ずみ汚れは見た目が悪いだけでなく、悪臭の原因にもなります。人前でサンダルを脱いだときに、ひどい汚れやニオイがあったら、恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

お気に入りのサンダルを長く履き続けるためにも、水洗いや布拭き、クリーナー、洗剤など、素材に合わせた正しい洗い方で、常にサンダルを清潔にしておくことが大切です。

きれいなサンダルで爽やかに足元のおしゃれを楽しみながら、暑い季節を快適に過ごしましょう。